![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/74/9e2f9a0d3268998e110dcf8125d0acc4.jpg)
街を歩いていて、どこか場所は忘れたけれど、またここに来てしまった!
と いうことは ありませんか?
フィレンツェの場合、私はこの果物屋さんがそうです。
Duomoとポンテベッキオの間には 縦横に路地があり、そのどこを歩いても
つい立ち止まってしまうお店があるものです。
この「Mauro」も そんな路地の一角にあり、その色合いの美しさに
思わずカメラをむけてしまいました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/d8/7846002de27937403c42b227e219327d.jpg)
実は このお店、初めてのイタリアの時も写真を撮っています。
その時は、写真の順で考えると、お昼のレストランに行く途中。
もちろん ツアーで、どこを今通っているのか全然わかっていないときでした。
歩きながら 目に入る気になったものを撮っている中に、この果物屋さんが
今と変わらない状態でありました。
それから、何回か この前を通り、そのたびにカメラに収めているのですが、
なぜか ゆっくり立ち止まってみることがなかったのです。
二度目のツアーの時は、その中で旅なれた人がグループからさっと抜け、
食後用にと、果物を一袋買っているのを見ましたが、
「私たちも買えばよかったね。」と、あとから思っただけでした。
そして、今回も。
何を急いでいたのか忘れましたが、
「買えばよかった・・・」と いう気持ちだけ残しています。
見るものすべてが新鮮な思いの昔、ここがどこなのかわからないけど
とにかく撮った写真がいっぱいあります。(現在もその傾向は変わらずですが)
その中で、遠くに見えた建物が いったい何だったのか、
帰ったあとで調べたり、次に行って「ここだったのか~」と確認するのが
好きな私です。
そして写真の中のイタリア語(看板、標識、などなど)を片っ端から辞書で引き、
アルバムの余白に書くのも楽しいもの。
ここのお店は 「MAURO (マウロ)、Frutta (果物)」
と、書いています。
(2000年の旅から)
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