Dalla Cucina

イタリアの旅の記憶を中心に
あれこれ書いています。

行ってきま~す

2006-10-31 13:56:51 | ☆素敵なこと


 ほんの少しの間ですが、イタリアへ旅行に行ってきます。

 いっぱい写真を撮ってまたブログに載せたいと思っています。

 もちろん おいしいものもしっかり食べてきますね。

 お楽しみに。
 また 会いましょう!
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薔薇

2006-10-30 21:21:17 | ☆素敵なこと


 ひょんなことで、友達から花束をもらいました。

 カサブランカとバラとカスミソウの大きな花束です。

 1週間、次々と花びらを開かせ、部屋中その香りで満ちていた
 カサブランカ。

 でもバラはちゃんと水切りして、きれいな水を毎日取り替えても
 蕾のまま頭をたれてくるのです。

 逆さにしてドライフラワーにすることも考えたのですが、
 ぜいたくにも、花だけ水に浮かべてみました。

 まるでケーキ飾りのように、淡くて素敵・・・

 もう少し、テーブルの上で 楽しませてくださいね。

 

  
   ♪ おまけ

  
 咲ききって残った
 小さなカサブランカも仲間入りです。item2
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赤ちゃんのいる広場

2006-10-29 21:31:33 | ☆イタリア 記憶の風景



                ・・・・・・FIRENZE・・・・・

 
   Piazza della SS.Annunziata (サンティッシマ アヌンツィアータ広場)

 映画「冷静と情熱のあいだ」では あおいと順正が再び出会う広場。

「ムッソリーニとお茶を」「フィオリーナ」「眺めのいい部屋」でも
 この広場をみたような気がします。

 それがすぐにわかるのは、
 ブルネッレスキが設計したポルティコ(柱廊)のアーチに
 水色のテラコッタのメダルがはめこまれているからです。
 作者はアンドレア・デッラ・ロッビア。

 そのメダルは巻き布に包まれた赤ちゃんたち。
 いろんな表情でポーズをとっています。

 ここは元捨子養育院でした。
 入り口近くには回転扉があり、そこに子供たちを預けたのだそうです。
 この2階は小さな美術館になっていてルッカ・デッラ・ロッビアや
 ギルランダイオなどの作品が見られます。
 

 この捨子養育院の向かいには人気のホテルがあるんですよ。
 いつか泊まりたいなと思っています。

 お尻を向けているトスカーナ大公の騎馬像の先にはドゥオーモが・・・
 この道をまっすぐ行くと左にジェラートのおいしいお店があります。

 この辺りには 考古学博物館、アカデミア美術館、さらに私の大好きな
 フラ・アンジェリコの サンマルコ美術館と見所がいっぱいです。
 
   
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「最後の晩餐」を訪れたなら

2006-10-28 22:31:11 | ☆イタリア 記憶の風景


   ・・・・・MILANO・・・・・ 

 あまりにも有名な
 最後の晩餐

 それは、この「サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会」
 (Chiesa di SantaMaria delle Grazie)の
 隣にある食堂の壁に描かれています。

 今は予約が原則ですが、
 私が訪れたころは、入場制限はあったものの
 並べばよいというものでした。

 それが、イタリアでの最初の自由行動となったのでしたが、
 タクシーで教会まで行き、「最後の晩餐」だけ見て、
 またタクシーに乗って、ツアーに合流するというものでした。

 教会まで行ったはずなのに、どこに教会があったのだろうか?と
 まわりの景色を見る余裕もなかった初めてのイタリア。

 
 それがわかったのは 映画情熱と冷静のあいだでした。
 ヒロインの「あおい」が、この教会の中庭で 手紙を読むシーンがあります。
 こじんまりした回廊があって、小さな噴水
 (かえるの噴水と映画ではいってましたっけ)があります。
 あおいは、いつもここにきて疲れを癒すのだとか。
 そんなシーンに魅せられて、二度目のミラノでは、この教会をめざしたのでした。
 
 奥の方でミサが行われている様子、祈りの声が聞こえてくる中、
 その中庭をしばし巡りながら、静かなひとときをすごしました。

 「最後の晩餐」を訪れたなら、隣の教会もぜひ立ち寄ってください。

 この教会で買った小さな木の人形は 私のお気に入りです。
 

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ミラノ中央駅

2006-10-27 22:31:44 | ☆イタリア 記憶の風景
  
 

       ・・・・・MILANO・・・・・ 

 ミラノのマルペンサ空港からバスに乗って
 着くのはこの中央駅。(Stazione Centrale)

 日本からだと夕方から夜に着くので、あわただしくスーツケースを引き取り、
 歩いて1分のホテルにチェックインするのが、いつものパターンです。

 その日は疲れているし、お腹も空いていないので、ただ眠るだけ。
 そして、次の日、部屋の窓のシャッターを開けてみると、
 目の前に中央駅の建物が飛び込んできました。

 こんなに近くだったとは・・・
 
 それにしても、古典的でいかめしい感じ。
 と、思ったらこの駅、ファシスト時代の1931年に建てられたそうです。

 中も天井が高く、美術館のようでもあります。
 
 ここからベネツィアやフィレンツェに鉄道の旅をしたり、日帰りで
 コモやベルガモにも行きました。

 この駅は私にとって 旅のスタート地点。
 いつも気をひきしめて駅へと向かいます。

 映画では、必ず涙がでてくる「ひまわり」で、何度も登場します。
 「冷静と情熱の間」でも、ラストシーンはここでした。

                  駅は
                  始まりと終わりを結ぶいくつもの物語を
                  毎日送り出しているんですね。
 


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