早朝の散歩はすがすがしいものです。
そして、お腹もすくのです。
ホテルに戻って朝食を済ませた私たち、
11時の出発までの時間をどう過ごすかは日本で決めていました。
3人が散歩することにし、
Tちゃんはネットで予約していたウフィッツィ美術館に
朝一で行くことにしたのです。
ここで 初めての別行動になったのですが、
私を含む散歩組は、朝のポンテヴェッキオを通り、↑
Palazzo Pitti ピッティー宮殿方面へとぶらぶら歩きのスタートです。↓
右にも左にもウィンドウショッピングできるお店はあるし、
Firenzeは、どの建物も魅力的だし
私たちの街歩きは いつものようになかなか前に進まないのです。
でも こういうのが好きなんだなあ。
そうそう。
こんなのも見つけました。↑
Buchette del vino (ブケッテ デル ヴィーノ)
ワインの穴・・・ということですが、
昔、貴族のお屋敷では、建物の足元辺りにある
こんな風な小窓を通してワインを売っていたそうです。
さらに、ワインだけではなく、貧しい人のためには
食料もここに置いてあげたとか。
今回は1個だけの発見でしたが、Firenzeには
今もその名残があちこちに残されているから、
これがあるってことは、そこは貴族のお屋敷だった、ということですよね。
人の往来も増えてきました。
この辺りは職人さんの工房や、骨とう品店も多くついつい寄り道してしまいます。
サント スピリト教会をとおり、
やっとポンテヴェッキオの隣の橋、
Ponte Santa Torinita サンタ トリニタ橋 に到着です。
橋の角には 四季を表す4つの彫像が立っています。
写真に見えているのは「秋」の像。
この橋を渡ると、
サンタ トリニタ 教会があります。
その中の礼拝堂のひとつ
cappella Sassettiに一際目を引く
ドメニコ ギルランダイオ作のフレスコ画がありました。
↑
この後、サンタ マリア ノヴェッラ広場まで足を延ばした私たち。
ですが、ホテルに戻る時間も考えねばならず、
楽しい散歩の時間は終了となりました。
やっぱり Firenzeは見どころいっぱい!
さてさて、早めにホテルに戻ってきた散歩組は、
ウフィッツィ美術館に行っているはずのTちゃんがいるのにびっくり!
「あれ、もう帰ってきたん?」
「それがね、時限ストで入られへんかってん。」
「ええええ!何てこと!」
「10時には開くらしいからもう1回行ってみるわ。」
と 言って再び出かけたTちゃん。
美術館まで徒歩2分だけど、
行ってみるとすでにとんでもない長蛇の列ができていたそうで、
あきらめて帰ってきました。
オンラインで購入した入場券は無駄になってしまいました。
困ったもんだわ。
ショーペロ(スト)。
この後、我々にもドキっとすることがあったんですよ。
それは、 また続きのブログにて。