Dalla Cucina

イタリアの旅の記憶を中心に
あれこれ書いています。

Buon Natale !

2012-12-24 16:46:00 | ☆イタリア 記憶の風景





↑ アッシジで買った小さな小さなプレゼピオです。

   一目ぼれして、ホテルに戻ってからすぐ撮影しました。
  
  皆様、良いクリスマスを!kirakira2





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トラステヴェレの教会を巡って☆ロザンナ先生と行くイタリア

2012-12-23 01:05:00 | ☆イタリア 記憶の風景


 朝早くアパートを出発してあちこち寄り道しながらたどり着いたのは
 サンタ チェチーリア イン トラステヴェレ 教会。↑
   Basilica di Cecilia in Trastevere

 
 すでに高くなっている夏の日差しが目にまぶし~い。

 でも、まだ午前中なのです。

 

 
 

 



 2006年にも訪れたこの教会、 
 正面のアルターレにある聖女チェチーリアの白く横たわる彫像
(Stefano Maderno 作)が痛々しく、その時はそればかりが印象に残ったのでしたが、
 今回も荘厳な内部に圧倒されながらも、
やはり気になるのはチェチーリアの彫像でした。
 思えば殉教者はぞっとするような殺され方をされてばかりだなあ。

 というわけで、暑さと切なさが先へと私たちを急がせたのか
 もっと深くサンタ チェチーリア教会を知るチャンスを逃がしてしまったようです。
 帰国後知ったこちらのサイトで知りました。

 復習も大事だけど予習が足りないのが私の旅、また行かなくちゃ。



 



 次にめざしたのは実は↑の教会ではありません。
 ただ私たちが歩いている目の前にふっと現れたこの教会に何となく心惹かれ
 ロザンナ先生と訪れたのでした。
 教会の名はサンタ マリア デッロルト( Santa Maria dell'orto)。
 こちらも内部は大きく順番に拝見していたら、まだ新しい肖像画のある
 礼拝堂で私たちの足が止まりました。
 「この人 日本人っぽいね。」「そうだね、きっとそうだ!」

 そこへ教会の管理をしているシニョーレが私をみつけ、
 「あなたは日本人でしょ?ならばこれを差し上げましょう」と
 肖像画のカードをくださいました。

 彼の名は中浦ジュリアン

 名前はなんとなく知っていたのですが、
 16世紀後半、九州のキリシタン大名がヨーロッパに派遣した4人の少年の一人。
 彼は帰国後最後まで神父として行動し、日本で殉教した唯一の人物なのでした。

 「天正少年使節」という名前はよく知られていますよね。

 シニョーレの話によると、
ローマでの滞在中、オスティアの海で船遊びの最中に嵐に遭遇したけれど、
この教会のマリア様の祈りで嵐が収まったのだとか。

 その話やこの旅で数日後に訪れたVicenzaにも「天正少年使節」が訪れていた、
というつながりもあって帰国後1冊の本を買いました。



 それが「クアトロ・ラガッツィ」(若桑みどり著:集英社)

 なんとこの本、550ページもあるのです。
 しかも挿絵がない!(あると思ってたのに~)。

 どうしても最初から読みたくて、でもなかなか進まず、
 私の「クアトロ・ラガッツィ」は、まだ日本を出発しておりません。ase2

 そして、ローマの街歩きはまだまだ続きがあります。

 

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ローマの街歩きはトラステヴェレから☆ロザンナ先生といくイタリア

2012-12-10 00:24:00 | ☆イタリア 記憶の風景
 


 このところ急に寒くなってきましたね。
 いよいよ冬の到来です。

 でもきょうの記事は夏のはじめ、暑いローマが舞台です。
 ロザンナ先生との街歩きは アパートのあるトラステヴェレからスタート!
 朝の眩しい陽ざしが なんだか懐かしいなあ。↑






 まずはトラステヴェレで一番賑わっているバールで甘いコルネットとカプチーノの
 朝ごはん。
 安くて早くて美味しくて・・・人が集まってくるわけですね。

 ここバール サン・カリストはジェラートも美味しいのだとか。
 夜もすごい人だかりなのはそれもあるのかも。

 しかし 横のアーチにある「どくろ」はいったい何なのでしょうか?



 ↑ 夜もライトアップで素敵だけれど、
  朝の光に輝くサンタ・マリア・イン・トラステヴェレ教会はもっと素敵。





 そして中のモザイクやステンドグラスは絶対 朝の光の中で見るのがおすすめです。




 
 



 教会の入り口近くの壁には、
 この辺りで出土したであろう昔の石片が埋め込まれています。
 素朴なタッチで彫られているワインの樽や帆掛け船に思わず笑みがこぼれます。


 



 トラステヴェレは結構広い。
 大きな通りを越えると また違う風景との出会いがあります。
 ロザンナ先生と足のむくまま気のむくまま歩いていると
 目的地までなかなかたどり着けないのですが、
 これがまた楽しい道草。



 壁の聖母子像にも今回注目。
 「Guarda!」「見て!」と何度ロザンナ先生に言われたことでしょう。
 足元から屋根のてっぺんまで ローマは魅力がいっぱいです。

 

 
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祇園でお魚づくし☆割烹 いいもり

2012-12-01 01:48:00 | ☆レストラン
 
 


 グルメな友人の案内で行ってきました。
 ↑は帰り際に撮った写真。
 つまりこんな長い光のアプローチを奥へすすむわけです。



 私たちはお昼 5000円のコースをいただきました。



 
 


 割烹「いいもり」はお魚づくし。
 毎日 富山から新鮮な魚介類が直送されるそうです。
 ↑は「こっぺ蟹」(勢子蟹)と鯖、ジュレ酢でいただきます。


























  いつものごとく、お料理の名前、魚の名前など
  全然覚えられない私ですが、ただひたすら美味しくいただきました。
  

  お料理もですが、
  女将さんがタイミングよく運んでくださるお茶の心配りも嬉しいもの。

  お迎え、見送り、さりげなくて心地よいサービスがいっぱいの
  割烹「いいもり」。

  また 行きたくなるお店です。



  ◇割烹 いいもり

   京都市東山区祇園町北側247-100
   ☎ FAX (075)533-3030
   携帯 090-3275-8631

   定休日 日曜日   
   
  

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