Dalla Cucina

イタリアの旅の記憶を中心に
あれこれ書いています。

Veneziaの調べ♪ ガルッピという作曲家

2008-07-29 00:33:29 | ☆イタリア 記憶の風景


 レース刺繍の島、カラフルな家々がかわいいブラーノ島で
 思いがけなく出会った人!

 と、いうのがこの人です。
 ガルッピ Galuppi
 
 Veneziaの作曲家といえば、ヴィヴァルディが有名ですが、
 このガルッピも同時代、活躍した人。

 


 刺繍博物館もある、教会のある広場に来て見て、この像をみつけ、
 「誰だろ? え~っと、なになに・・・ガ ル ッ ピ、えええ~っ!」
 と、驚いたのでした。

 実はこのガルッピ作曲のピアノ集を持っている私。
 宝石をちりばめたようなきれいな曲が多く、
 中でもソナタ「エレナ」はお気に入りだというのに、
 ここに来るまで気がつかなかったのです。

 そういえば、彼はブラーノ島出身でしたっけ!

 「こんにちは、ガルッピさん、お会いできて光栄です。
  ここでお生まれになったんですね。」

 
 



 太陽の光あふれる広場での、うれしい対面でした。

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Veneziaの風 ☆ブラーノ島

2008-07-24 00:30:12 | ☆イタリア 記憶の風景


 テレビイタリア語会話では、前半がVeneziaロケ。
 毎週 Veneziaの風を感じられて幸せ気分ですが、そのせいか、このところ
 Veneziaを思い出すことが多くなっている私です。

 2年前、訪れたブラーノ島は、夏ではなかったけれど、
 カラフルな家々がとてもまぶしかった・・・



 生活している人の空気を感じる洗濯物も風にはためいていたっけ。



 おうちのドアを撮るのは悪いかな、と思いつつ 可愛いのでパチリ。




 その昔、漁師さんが自分のうちがどこかわかるように色で目印にしていたとか。
 それで鮮やかな色が多いのでしょうね。

 今はレース編みで有名な観光地になっているブラーノ島。
 でもこの小さな島で思いがけない人?と遭遇しました。

 次回に続く・・・

 
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小さな村の物語 見てます?

2008-07-16 00:05:50 | ☆イタリア 記憶の風景


              ↑ 南イタリア ラヴェッロから見た風景

 近頃 私の周りのイタリア好き仲間の中でお気に入りのテレビ番組が
 小さな村の物語 イタリア

 ガイドブックに決して載らない様な小さな村も、華々しい経歴の持ち主ではない
 普通の人々の暮らしや想いも、美しい音楽とともに伝えてくれるんです。

 番組の初めと終わりに必ず流れる歌がオルネラ・バノーニが歌う
 「L'appuntamento」。
 日本語訳では「逢い引き」となっている、ちょっと悲しい恋の歌です。
 1970年の曲で、イタリアではとても有名、
 口ずさめる人がいっぱいいるそうです。

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          ↑真ん中をクリックすると彼女の歌が聴けます。


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 そして同じくyoutubeでみつけた アンドレア・ボチェッリの歌う
 「L'appuntamennto」。↑これも素敵です。

 聴き比べてみてくださいね。

 お話を「小さな村~」に戻しましょう。
 番組は今再放送を見ているわけですが、この続きを待っている人は
 たくさんいるはずです。(私のように)

 取材は大変でしょうが、いつも心がほっこりとなるこの番組。
 ぜひぜひ まだまだある小さな村をイタリアに訪ねていってもらいたいものです。

 その小さな村で私が訪れたことがあるのが唯一 一番上の写真の「ラヴェッロ」。
 もう一度行ってみたいなあ。

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パルマ ☆夕暮れのドゥカーレ公園 Parco Ducale

2008-07-13 23:53:10 | ☆イタリア 記憶の風景


 夕陽に染まっている建物はピロッタ宮 Palazzo della Pilotta。

 この巨大な建物には5つの美術館や古い劇場があります。
 私たちはその中のGalleria NazionaleとTeatro Farneseを訪れました。

 しかし、内部撮影は禁止。
 とても気に入ったテアトロ ファルネーゼ
 ビチェンツァのテアトロ・オリンピコを真似て作ったものだとか。
 青い字をクリックして写真をご覧ください。



 美術館めぐりも疲れるものです。
 夕食までまだまだ時間もあるので、橋 Ponte Verdiを渡って
 夕暮れ近いドゥカーレ公園へ行って見ました。
 おっ、ここでも恋人たちが橋に愛の鍵をかけているんですね。





 ↑ 公園の入り口。
   うわあ、中はすごく広そうです。



 ↑ はるかむこうに見えるのが Palazzo Ducale。
   そこへ行くのはあきらめて、公園内にあるというカフェに行くことにしました。



 ところが公園自体が広く、カフェがすぐに見つかりません。
 こういうときは誰かに聞くのが一番です。
 そしてみつけたベンチの集団は、イタリアの夕方?にはよくお見かけする
 おじさま、おじいさまの集いです。

 けっこう狭そうなベンチに小鳥のように並んでおしゃべり中でした。
 私たちに「カフェはどこか知りませんか?」と聞かれ、
 「そんなのあったか?」「ひょっとしてあれか?」「毎日来てるのになあ」
 と、ざわざわ。

 「多分あれ」と教えてくれた場所は公園の中ほどにありました。


 お母さんや子供たち、お年寄り夫婦などがゆっくりとお茶していました。
 私たちもカモミールティーで一休み。クッキーがついてきたけど
 夕食に備えてパスしました。(もらっておけばよかった~)

 あ~あ、いい気持ち。
 パルマの人はいいねえ、こんないい公園があって~・・・などといいながら
 じっとしていたら、気持ちは暖かくなるけれど、体は冷えてきました。

 そろそろ、ホテルへ戻りましょう。今日もよく歩いたねえ。






 この公園には大きな栗の木がいっぱいあって、
 当然栗の実がいっぱい落ちていました。




 つやつやと立派なおいしそうな栗でしたが、誰も拾おうとはしません。
 栗の木の下や、原っぱには若者たちが集います。



 子供たちは帰り支度。
 その中で日本の刀のおもちゃを振り回している子を発見。
 「ちゃんばらごっこっていうのよ」・・・と言いたかったな(笑)
 


 さてチェントロに戻って、夕方もやっている市場をみつけました。
 おいしそうな野菜や果物。
 まあ、もうすぐレストランでお腹いっぱい食べるからいいよねえ、とパス。
 でもこれも、買っておけばよかったかな。
 果物に救われるときってありますよね。
 
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パルマ ☆Osteria del Gessoはオススメです。

2008-07-08 00:03:22 | ☆イタリア 記憶の風景


 久しぶりに去年の秋の旅に戻ります。
 パルマ、滞在二日目。

 薄れ行く記憶の中であっても、ここのお店の洗練された味は
 しっかり残っています。ああもう一度食べたいなあ・・・

 

 


                  ↑ お店を外から見たところ。シンプルです。



               ↑ 中はとても清潔。 真っ白なテーブルクロスがまぶしい・・・
   


 ↑注文したお料理を一部ご紹介。
 上は前菜なんですが、まるでデザートのようでした。ふわふわの果物は洋梨。
 この一品でニコニコの私たちです。
 次のプリモは生パスタ。お皿も、盛り付けもいちいち感心していただきました。



 ↑下のガラスのお皿にあるのが本当のデザート。
 オレンジ風味のセミフレッドだったかな、とにかくどれもおいしかったので、
 私たち、夕食のテーブルまで予約したほどです。

 


               ↑ 近くには馬肉を売るお店もありました。

 さあ、夕食までまたパルマ街歩きです。(それは次回ご紹介)

 一旦ホテルに帰り、辺りが暗くなってから さてもう一度出直しです。
 ところが我が相棒にアクシデント、Osteriaをめざす途中で気分が悪くなって
 しまったのです。
 キャンセルの電話をお店に入れて(これも初めての経験。)
 ホテルに戻ったものの、今回にかぎってレトルトの「おかゆ」や、
 カロリーメイトを持ってこなかったことに気づきました。
 

 日本ではこんなときの救世主「コンビニ」があるんですけどね。
  
 
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