なぜか日本代表のW杯予選と静岡出張は重なります。というわけで、イラン戦はホテルのテレビで観戦することになりました。
「海外組招集」とか「中田英寿と小野伸二が1年ぶりに競演」とか「左サイドに三浦淳宏」とか話題はいっぱい。相変わらず代表の人気はたいしたものだと思いつつ、でも実は土曜日のナビスコ杯予選のさいたまダービーの方が断然楽しみなのは、私だけではないはずです。
累積警告でイラン戦に出られない三都主は、レッズの試合に出場するそうです。クラブは報道陣に対して「代表に関する一切の質問は禁止」とした上で、三都主への取材を許可したそうです。「今はW杯よりナビスコ杯に集中してほしい」。立派です。今回、小野伸二の招集にあたっては、所属クラブのフェイエノールトが難色を示したということですが、そりゃあ当然でしょう。「けしからん!」とか言っている日本代表サポーター(?)の方がもっと「けしからん!」と思いますけどね。代表かクラブかという問題は、やはり人それぞれ個人の意識に差があるようです。私は以前から「クラブありき」という考えです。
今回の結果や内容には特に惹かれるものはありませんでしたが、何しろ驚いたのはイランのホーム、アザディ・スタジアムです。収容人員10万人ということは、東京の国立競技場の2倍くらいです。イラン代表の試合になると12万人が入るそうです。っていうか、そんなに入れちゃっていいの?って感じです。ホテルの小さなテレビ画面からはみ出しそうな人・人・人は、確かにすごいプレッシャーになりそうです。埼玉スタジアムの6万人のレッズサポーターだってかなり迫力があるんだから。その他にも、1階席は有料だけど2階席は無料とか、イラン人女性は入場禁止とか、文化の違いというかアウェームードが満点です。
この日はもう1試合、北朝鮮vsバーレーン戦も行われましたが、こちらの金日成スタジアムも負けじとバーレーンにとってはアウェームード満点だったようです。選手達は慣れない人工芝に苦労していたようです。そしてスタンドにはバーレーンのサポーターが確認できなかったそうです。徹底してますな。
さてそこで考えてしまうのは、「果たして日本はどれほど相手チームに対してアウェーを演出できているのか」ということです。青く染まったスタジアムを、対戦国の選手はどんな風に見ているのでしょうね。確かにすごい応援だとは思うけれど、あまり恐怖や迫力は感じないでしょうね。観戦マナーはしっかり守るし、非常に友好的であると思います。良くも悪くも、それが平和な日本らしい「アウェー」と言えるのかもしれません。
今シーズン、埼玉スタジアムのアウェー席を透明なアクリル板で囲ってしまう計画があるそうです。そんな卑劣なことをするのは、もちろん浦和レッズのホームゲームです。立派です。
「海外組招集」とか「中田英寿と小野伸二が1年ぶりに競演」とか「左サイドに三浦淳宏」とか話題はいっぱい。相変わらず代表の人気はたいしたものだと思いつつ、でも実は土曜日のナビスコ杯予選のさいたまダービーの方が断然楽しみなのは、私だけではないはずです。
累積警告でイラン戦に出られない三都主は、レッズの試合に出場するそうです。クラブは報道陣に対して「代表に関する一切の質問は禁止」とした上で、三都主への取材を許可したそうです。「今はW杯よりナビスコ杯に集中してほしい」。立派です。今回、小野伸二の招集にあたっては、所属クラブのフェイエノールトが難色を示したということですが、そりゃあ当然でしょう。「けしからん!」とか言っている日本代表サポーター(?)の方がもっと「けしからん!」と思いますけどね。代表かクラブかという問題は、やはり人それぞれ個人の意識に差があるようです。私は以前から「クラブありき」という考えです。
今回の結果や内容には特に惹かれるものはありませんでしたが、何しろ驚いたのはイランのホーム、アザディ・スタジアムです。収容人員10万人ということは、東京の国立競技場の2倍くらいです。イラン代表の試合になると12万人が入るそうです。っていうか、そんなに入れちゃっていいの?って感じです。ホテルの小さなテレビ画面からはみ出しそうな人・人・人は、確かにすごいプレッシャーになりそうです。埼玉スタジアムの6万人のレッズサポーターだってかなり迫力があるんだから。その他にも、1階席は有料だけど2階席は無料とか、イラン人女性は入場禁止とか、文化の違いというかアウェームードが満点です。
この日はもう1試合、北朝鮮vsバーレーン戦も行われましたが、こちらの金日成スタジアムも負けじとバーレーンにとってはアウェームード満点だったようです。選手達は慣れない人工芝に苦労していたようです。そしてスタンドにはバーレーンのサポーターが確認できなかったそうです。徹底してますな。
さてそこで考えてしまうのは、「果たして日本はどれほど相手チームに対してアウェーを演出できているのか」ということです。青く染まったスタジアムを、対戦国の選手はどんな風に見ているのでしょうね。確かにすごい応援だとは思うけれど、あまり恐怖や迫力は感じないでしょうね。観戦マナーはしっかり守るし、非常に友好的であると思います。良くも悪くも、それが平和な日本らしい「アウェー」と言えるのかもしれません。
今シーズン、埼玉スタジアムのアウェー席を透明なアクリル板で囲ってしまう計画があるそうです。そんな卑劣なことをするのは、もちろん浦和レッズのホームゲームです。立派です。