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F15墜落事故でも嘘を吐き、人種差別的な地位協定を放置する安倍 -「国民の命を守る」も大嘘

2018-07-04 | いとすぎから見るこの社会-対アジア・世界
安保関連法案で安全保障が強化されるどころか、
北のミサイル問題で当事者能力ゼロが発覚し
アメリカからたっぷり兵器を買わされることになった安倍だが、
国会でもまた嘘をつき(もはや不治の病に近い)、
矢張り信用できない人間であることを自ら証明した。

真の愛国者であれば、「不平等条約」である日米地位協定を一刻も早く見直し、
せめてドイツやイタリア並みに改正すべきと安倍を批判するのが当然である。

しかし日本には本当の意味での「国士」がいないものと見えて、
安倍のいい加減さと露骨な国民軽視、「ポチ」根性丸出しの安全保障政策を批判しない。
戦前の日本と同じ様な愚昧で凶暴なファナティシズムから殆ど進歩していないのだろう。

「国民の命を守る」などと似合いもしない大見得を切った安倍だが、
これまで散々に嘘を並べ立ててきた「実績」から見て間違いなくこれも嘘だ。
安倍が守ろうとしているのは自らの(不相応な)権力とあさましい体面だけだ。

その証拠に、また国会で嘘をついて誤摩化した。
戦時中の大本営と同じく、安倍は嘘をつきすぎて「中毒」に陥っている。
後世の歴史家から「噓つきナンバーワン」に選ばれるのは間違いないかろう。
(日本経済を衰退させた政治家としても筆頭に挙げられるであろうが)

▽ 安倍は米国の「手下」に過ぎない、日本は「日米合同委員会」と密約により米軍の支配下にある

『知ってはいけない 隠された日本支配の構造』(矢部宏治,講談社)


安倍政権の安全保障政策は基本的に低次元だが、人間としても信用できない。

「各媒体の世論調査が興味深い傾向を示している。
 集団的自衛権をはじめとする安倍内閣の安全保障政策への支持率は低く
 概ね半数を割り込んでいるが、自衛隊に対する世論は対照的だ」

「自衛隊への信頼度は安倍内閣支持率より高く、印象も良い。「自衛隊を強化すべき」も過去最高だ。
 つまり安倍内閣の安全保障政策より自衛隊への支持率の方が歴然と高いのである」

「人よりコンクリートにカネを使い、土建バラ撒きで寧ろ復興を妨害している安倍内閣より
 震災や災害で泥をかぶり必死で生存者やご遺体を探す自衛隊の方が
 国民に支持されているのは極めて当然である」

「現代における安全保障は国力すなわち経済力に裏付けられたものであり、
 自衛隊が最前線で何とか優位を保っていられるのも過去の経済成長の「遺産」である。
 無意味な異次元緩和でゼロ成長、若者は急減して財政悪化は依然として変わらない日本が、
 減速しつつあるとはいえ5~6%成長で10倍の人口を擁する中国に対し、
 互角以上に相対していくことには重大な困難がある」

「安倍内閣が集団的自衛権に拘るのは、国益のためではない。
 根本的には「普通の国」を目指す単細胞なドグマに基づいたものであり、
 リアルポリティークの観点から言えば米国やその同盟国の利益に貢献するものである」

「その証拠に、安倍首相がアメリカから国賓待遇で招かれている。
 米国の意向に沿って東アジア安全保障により積極的に関与し、
 カネも装備も兵力も出すと言っているのだから、
 そうした「忠犬」ぶりを愛でて「ご褒美」を与えられたということに過ぎない」

「経済政策における安倍政権の「次元の低さ」はマイナス成長の数字で完全に証明されたが、
 安全保障政策における「次元の低さ」もまた、証明されつつある」

「安全保障問題においても原発再稼働問題においても、
 安倍内閣は支持されていない。
 (それでも支持率が下がらないのは、ひとえに民主党政権の失態のおかげである)」

「日本の安全保障論議における最大の問題は、
 実際に起こり得るケースに即したリスクシナリオの想定分析と、
 費用対効果を踏まえた現実的な対抗策が殆ど論じられていないことだ」

「経済政策ばかりか安全保障政策においてもお粗末で「上げ底」の安倍政権は
 「アメリカの戦争に巻き込まれることはない」「自衛隊のリスクは増えない」
 と安全保障の「あ」の字も理解していない馬鹿馬鹿しい発言を行っている」

「安倍政権よりも国民の方が遥かにまともだ。
 そもそも国民の多数派が「集団的自衛権を認めても脅威は低下しない」と考えており、
 安倍政権と自民党は、安全保障政策が国民から支持されていない現実を潔く認めるべきである」

「集団的自衛権を認めたら自衛隊のリスクが高まるのは「当たり前」であり、
 「アメリカの戦争に巻き込まれる」可能性も当然ある。
 ただでさえ日本はアメリカの忠実な「子分」と見られているのだから」

「失態まみれの民主党政権のお蔭で政権が転がり込んだだけであることすら理解できず、
 増長した安倍政権は世論を無視してドグマに基づく勝手な政策を推進している。
 世論調査や選挙で叩きのめされない限り、彼らが決して目が覚めることはない」

「もし東シナ海で地域紛争が生じるとしたら確実に「フォークランド紛争」型になる。
 中国の脅威を正しく認識しているなら、ミサイル戦への備えと
 人民解放軍の伝統的なドクトリンである飽和攻撃への対処を考えなければならない。
 (あの米軍でさえ装備の劣る人民解放軍に朝鮮戦争で苦戦させられたのを忘れてはならない)」

「数量に劣る米軍が日本を守り切れない最悪のシナリオを考え抜いていないから、
 集団的自衛権に固執して程度の低い安全保障政策を「プロモーション」する醜態を見せるのだ」

「国民の反対の強い法案を通し、国民の反対の多いオペレーションに派遣されかねない
 自衛官に対する、安倍政権の傲慢不遜が根底にある。
 重大な危険に晒される自衛官の命を何だと思っているのか」

「2011年は「国民のヒーロー」として輝いていた自衛隊だったが、
 安倍政権の失策のために今は必死に募集活動せざるを得なくなりつつある。
 これは決して、景気が良くなったから公務員人気が低下したということではない。
 真に国民に支持される存在であれば、募集に苦労する筈がないのだから」

「我が国の自衛官、そして一般国民の多くの者も、
 本当に日本の安全保障が危機に陥ったら間違いなく自ら志願して危地に赴く。
 太平洋戦争の数々の悲惨な戦いを見れば明白である」

「寧ろ我が国の近現代史が教えているのは、
 政治指導層が衆愚的で国政の判断を誤り、世界情勢を正しく認識できなかったために
 この日本が焦土と化し、多くの国民を虫けら同然に死なせたという事実だ」

「東シナ海で本当に人民解放軍との武力衝突が起きたら、
 解放軍が米軍の援護が来る前に勝負をつけようとするのは明白である」

「圧倒的な飽和攻撃に対し独力で即時に対処する方策や戦備を真剣に考え抜かず、
 集団的自衛権が護符であるかのように強弁し妄想する思考停止は重大な欠陥だ」

「それというのも東アジアの軍事リアリズムと在日米軍基地の意味を、
 安全保障でも次元の低い安倍政権が全く理解していないからだ」

「日本政府が賢ければ、解放軍のミサイルの射程に入っている沖縄からの
 戦力分散を進めつつ巧みにアンダーセンにも誘導し、
 「思いやり予算」をカットして対ミサイル戦備に使うべきなのである」

「あのランド研究所は、アンダーセン基地が人民解放軍の
 中距離弾道ミサイル・DF26の射程圏内に入りつつあり、
 ファーストストライク(第一撃)を受けると11日間も
 大型機の離発着ができなくなると警告している」

「これは、日本国内の米軍基地は横田や三沢を含めほぼ全てが
 中国のミサイルの潜在的な脅威を受けているということを意味する」

「集団的自衛権の容認で日本の安全保障が強化されると偽る安倍政権が、
 いかに軍事を理解していないかが益々明瞭に事実によって証明されたわけだ」

「安保法案や辺野古移設にばかり必死になっているのは、
 視野狭窄で我が国の安全保障の真のリスクに無知だからだ」

「中国のミサイルの第一撃を想定し、沖縄に集中し過ぎた戦力を分散させること、
 中日本から東日本の後方支援機能を強化することが喫緊の課題となりつつある今、
 日本の東アジア有事への備えは明らかに不充分である」

「韓国でのTHAAD配備にすら中国政府は猛反対している。
 まして東シナ海に配備しようとしたらその反発は強烈なものとなろう。
 つまり沖縄は中国のミサイル攻撃に対し剥き出しの無防備にならざるを得ないのだ」

「更なる問題として、人民解放軍の持つ中距離弾道ミサイルは
 射程が長くなってきている上に、迎撃が難しい点が挙げられる」

「集団的自衛権ばかりに固執する安倍政権の無能さがまた証明された。
 北朝鮮が明らかに日本国内の米軍施設を狙ったミサイル実験を成功させ、
 安倍政権は探知すら出来ないという無様な醜態を晒したのだ」

「安倍政権の無駄な政治ゴッコで、日本の安全保障環境は悪化している。
 リアルポリティークを理解していないのだから、自業自得だ」

「今回の北朝鮮のミサイル実験の狙いは明白だ。
 一つは日本国内の米軍施設を先制攻撃できるかどうか、
 (先制攻撃の能力が実証されれば対米交渉の強力なカードになる)
 一つは北朝鮮の重要な輸出品である兵器の性能を証明するためである」

「だから、無力な安倍政権が何と言おうがミサイル実験は止められない。
 「輸出産業」だから実際に日本の漁船や建物に命中させる可能性は極めて低いが、
 安倍政権がその必要性を声高に叫んだ集団的自衛権が効果ゼロであるのは明白だ」

「当ウェブログが何度も指摘しているように、軍事リアリズムの観点から言えば
 空疎な集団的自衛権などより対ミサイル防衛の方が先である」

「安倍政権は、北朝鮮のミサイル実験への対処でも失敗するであろう。
 (常時破壊命令でお茶を濁そうとしている泥縄ぶりからも用意に予想できる)」

「「輸出産業」としてミサイル開発を進める北朝鮮よりも
 リアルリスクは遥かに多数かつ高度なミサイル配備を行っている人民解放軍である。
 我が国の戦略正面が東シナ海であるのを忘れてはならない」

「すぐにでも対北朝鮮でTHAAD配備の必要性があると中国に明確に伝えて揺さぶり、
 中南海から北に圧力をかけさせつつ、ミサイル防衛の強化を図る必要がある。
 標的になりかねない脆弱な原発の稼働もやめさせなければならない」

「PAC3が万能ではないのは既に知られている通りで、
 「日本のミサイル防衛能力が充分ではない」のが真の問題なのである」

「安価で効果的な兵器であるミサイルを、日本のような人口密集地で防ぐのは非常に難しい。
 安倍政権がまともな頭脳を持っていれば真剣にミサイル防衛を考え抜くであろうが、
 元々の認識も初動も間違っているのだから、残念ながら全く期待できない」

「時事通信の世論調査で、安倍政権が全く信用されていないことが明らかになった。
 安倍首相がいつもの軽々しい口調で安保法案の有効性を吹聴したのに対し、
 日本国民の過半数が「海外の戦争に巻き込まれる危険が高まった」と考えている」

「「抑止力」発言を国民に信用されていな上に、北朝鮮のSLBM実験で大慌て。
 最重要のミサイル防衛を怠り、安保法案で時間と税金を空費した安倍政権の罪は重い」

「支持率と株価の操作ばかりに血眼になって、
 いい加減な安全保障政策を打ち出すからこうなるのだ」

「ミサイル戦力で言えば中国人民軍のそれは、
 北朝鮮など比較にならないほど充実している「真のリスク」である。
 新型ヘリ空母すら東シナ海に近づけない程の数量に達している」

「その認識すら浅く、今は対北のミサイル防衛に大わらわ、
 実用化されてもいないレールガンの研究まで始める始末で、
 またしてもアメリカから高額な兵器をたっぷり買わされるであろう」

「日本がどのような目でアメリカに見られているか、
 米議会で忠犬ポチのような演説を行った二世政治家は全く理解していないのだ。
 矢張り軍事面でも、リアルポリティークの欠如が深刻な政権である」

「北は貧しく、人口密度が低い。更に人権など歯牙にもかけない独裁国家だから、
 ミサイル開発では日本側が圧倒的に不利なのは自明の理である」

「今すぐ米軍・自衛隊基地を中心にミサイル防衛網を強化しなければならないし、
 ミサイルの絶好の標的となる原発を全停止して核燃料を撤去しなければならない」

「安保関連法案で日本の安全保障が強化されるかのように
 嘘八百を撒き散らしてきた安倍政権の無力が曝け出された」

「北朝鮮のミサイルの脅威に対し、「敵基地攻撃能力」などと
 軍事リアリズムを全く理解していない馬鹿丸出しの案が出ている」

「空爆でミサイルに対抗するには、アメリカのように圧倒的な航空戦力と
 大量の兵器を輸送できる大型爆撃機が必要である」

「また、兵器は地下に隠すことができるので、
 最新鋭の誘導ミサイルをもってしても破壊することは困難だ。
 (ユーゴスラビアの内戦で証明されている)
 たとえ日米が北朝鮮国内に諜報網を持っていたとしても簡単に破壊できるものではない」

「かつてバビロン作戦で原子炉をピンポイントで破壊したイスラエルは、
 世界最強とも言われる諜報機関モサドが正確な情報を得て攻撃している」

「北のミサイルは動かせない原子炉一つよりも遥かに破壊が難しく、
 しかも日本には正確な情報も最新鋭攻撃機もない。
 イスラエルの足下にも及ばない程度の低い安倍政権が敵基地攻撃など成功できる訳がない。
 身の程を弁えて、「下手な考え」が時間の無駄だということを認識すべきである」

「日本は、ミサイル攻撃に脆弱な人口密集地が多数ある上に、
 日本海側に原発が並ぶという世界最悪水準の状況にある。
 軍事リアリズムを理解しているスウェーデンのような核シェルターもない」

「安倍政権も自民党も最優先で整備すべきミサイル防衛や
 原発稼働停止や核燃料の移動といった死活的に重要な施策を怠り、
 間抜けなことに安保関連法案で貴重な時間を空費してきた」

「本気で敵基地攻撃能力が必要と思うなら、5年以上前から研究して
 自衛隊による敵基地攻撃がいかに愚劣で無意味が理解している筈だ」

「ミサイルの脅威が迫ってから「敵基地攻撃」を議論する馬鹿馬鹿しさで、
 このままでは北に脅された末に、アメリカの高価な防衛兵器を
 とんでもない高額で買わされることになろう」

「北のミサイルですらこの惨状なのだから、
 人民解放軍のミサイル飽和攻撃を受けたらひとたまりもない」

「対北朝鮮で何一つ必要な対策を行っていない安倍政権が、
 完全に北朝鮮に馬鹿にされて「在日米軍基地以外も標的」と言われている。
 大方の予想通りではあるが、実に情けないことだ」

「安倍政権よりはトランプの方がまだしもまともで、
 中国に圧力をかけて北朝鮮を静かにさせようとしているが、
 安倍政権は北朝鮮の「生命維持装置」である中国を動かそうとすらしてない。
 動かそうとする意志も能力も欠如しているとしか思えない」

「安保関連法案が「張り子の虎」で、国防には碌に効果がないという事実は
 北朝鮮のミサイル開発によって早速暴かれた訳で、
 安倍政権の安全保障政策がいかに間抜けか事実によって証明されつつあるのだ」

「おまけに北のミサイルの格好の標的である若狭湾の原発を稼働させて
 自らリスクを高めている始末で、この次元の低さはまさに害悪とすら言える」

「所詮はアメリカのパシリを務めるポチ政権でしかない。
 安全保障と軍事のリアリズムを理解しない点で民主党政権と同類である。
 口では偉そうに吹聴する分、国民を欺く能力だけはあるから始末が悪い」

「「吠える犬は弱い」ので、北から先制攻撃は考えられないが、
 (貧しい北にとって中露のコピー兵器でもミサイルは重要な輸出品である)
 北のミサイル性能が向上すれば豊かで人口が密集する日本への脅威は加速度的に増大する。
 無能な安倍政権が権力の座に居座っていれば尚更である」

「中国もロシアも日本のMDシステム導入を嫌がっている。
 MD導入をちらつかせて中国やロシアを動かし、
 小国に過ぎない北を大人しくさせるのが当然であろう。
 安倍政権はそうした外交能力すらないのだから、もはや論外である」

「自民党の安保調査会でとんでもない案が出ている。
 「イージス・アショアによるミサイル防衛よりもトマホークの方が安上がり」だそうだ。
 いい加減な議論を展開して税金を浪費する「国防を騙るシロアリ」でしかない」

「役立たずで対米従属の安保法案で時間を浪費した上に、
 いい加減な議論で税金を蕩尽しているのだからまさに「反日的」である。
 こうした無駄だらけの議員の歳費を大幅カットしてミサイル防衛に使った方が遥かに良い」

「イージス・アショアですら不十分で、しかも実戦配備は数年先である。
 北の絶好の標的である若狭湾で原発を稼働させている無能な安倍政権に劣らず、
 自民の安保調査会も根本的に軍事リテラシーがない」

「トマホークの方が安いなどと言っている議員は、即刻クビにすべきだ。
 軍事の怖さを全く分かっていないで政策に関与しているのだから、論外である」

「イージス・アショアですら明らかに最悪の事態を想定していない。
 打ち漏らして弾着があった場合も考えるのが軍事リアリズムである。
 原発は即刻全て停止させ、都市部にはシェルターを設けるのが「常識」である。
 冷戦期のスウェーデンと比べると、自民党の稚拙な案は「18歳の少年」にすら達していない」

「ひとまず北朝鮮のミサイル問題は小康状態にあるが、
 ちょっとした均衡が崩れればいつ軍事衝突が起きてもおかしくない」

「トマホークで何とかなると思っている愚かな日本の政党と違い、
 米軍のトップは北への攻撃が非常に難しいことをよく理解している。
 同盟国からすら学ぶ能力のない安倍政権と自民党の当事者能力欠如は非常に深刻である」

「安倍政権は対北朝鮮外交で拉致被害者を取り返すと公約し、
 対ロ外交で北方領土を取り戻せるかのようなインチキな幻想を振りまいていた」

「どちらも大失敗に終わり、北朝鮮のミサイル開発で安倍政権は面目を潰され、
 対ロ外交では北朝鮮を庇うロシアのリアルポリティークで日本側は恥をかかされている。
 この二点だけでも内閣支持率は危険水域を割り込み、退陣せざるを得なくなる筈の大罪だ」

「何年も前から東シナ海での人民解放軍のミサイル戦力が日本の脅威となっており、
 日本がMDに注力し対ミサイル戦に備えなければならないのは自明の理だった。
 ミサイル配備に無力な安保関連法案で無駄な時間を浪費した安倍政権は、無能そのものである」

「おまけにシェルターもつくらず北朝鮮の格好の標的となる原発を稼働させている始末だから、
 安全保障政策において最低の政権と言っても過言ではない。
 権力を握っていた期間が長いだけに、さっさとクビになった民主党鳩山政権より有害だ」

「民主党政権時よりも日本の安全保障は状況が悪化している。
 北が臆面もなくミサイル開発を進め、米国を挑発しているからだ。
 安全保障を理解していない口だけ安倍政権が、必要な対策を取っていないからだ」

「泥縄の安倍政権がイージス・アショアを整備する前に、有事が起きる可能性は大きい」

「今や北朝鮮は、かつてのフセインのように己の力に奢り、
 「剣によって立つ者は剣によって滅ぶ」との諺の通りに自滅の兆候を見せている。
 北が余りに夜郎自大な挑発を重ねているため、トランプは北朝鮮を攻撃せざるを得なくなる」

「安倍政権と同様に、意味不明な強硬姿勢は内部の脆さの反映であり、
 世界最強の米軍が損失を恐れず本気で攻撃してきた場合にどうなるか、全く分かっていない」

「アメリカは攻撃力を充分に持っているが、損失が大きいので自制しているだけだ。
 無謀にもアメリカを挑発する北朝鮮は、場合によっては中国に厄介視され裏切られる危険性すらある」

「今のところ中国は北朝鮮に大した圧力をかけていないか、北朝鮮に無視されている。
 中国がこの問題を放置し米国を苛立たせ続ければ、有事の発生は必至である」

「北朝鮮はただ自滅するだけでなく、周辺国にも甚大な被害を及ぼすことになろう。
 その際に、長大な海岸線を持ち危険な原発銀座を放置している日本が、
 本当に安全保障のため真剣に現実的に考え抜いて備えてきたかが問われることとなろう」

「トランプの対北封じ込めは完全に失敗しつつある。
 中国を利用して北朝鮮に圧力をかけるという虫のいい戦略は
 緩衝地帯が欲しい中国のサボタージュで効果を大きく削がれている」

「もはやいつ戦端が開かれてもおかしくない、
 遂にそのような深刻な局面に入ったと判断できる」

「中国の本気の圧力と米軍の本気の攻撃しか北を止める方法はなく、
 中国がいつまでも本気にならず北が核ミサイル開発を止めない以上、
 米軍の攻撃以外に道は残っていないのである」

「だからあとは「When」の問題だけだと言える。
 米軍には北に大規模な攻撃を加える充分な能力があり、
 事前に時間があれば充分に攻撃計画を練り、北の反撃による被害を抑制することは可能だ」

「韓国が親米政権であれば北からの反撃で韓国国内に甚大な被害が出るのを避けようとするだろうが、
 今はそうではない。韓国がTHAARDに協力しないから「やむを得ない」という論理になる。
 北朝鮮国内での楽観論(太平洋戦争時の日本と酷似している)の広がりと言い、
 有事の確率が刻々と上昇していると考えざるを得ない状況である」

「中国はトランプの要請を限定的に実行して身をかわすつもりだろうが、
 北がそれだけで核ミサイル開発を止める筈がない」

「本当に米国の実力行使があると中国が確信しなければ真の意味の圧力にならず、
 トランプが軍事攻撃なしで中国を本気にさせることはできないのである」

「非常に嫌な予感がするのはこの北朝鮮の「油断」である。
 まるで、南部仏印に進駐しても大した問題になるまいと、
 甘い見通しに浸って油断していた太平洋戦争開戦前の日本のようだ」

「あのアメリカが、このような北に好都合な妥協や拱手傍観を選択するだろうか。
 歴史的に、政府や議会が決断すれば行動の早い国である。
 純軍事的には、攻撃が有効なのは北の核やICBMの完成度を高める前であり、
 いつまでも無策で愚図愚図待っているようなアメリカではない」

「毎日新聞報道によると、中朝貿易関係者は「2年で制裁緩和」などと
 とんでもない暢気な発言をしているそうだ。危なっかしいことこの上ない」

「国力の限度を弁えない北朝鮮が
 戦前のファナティックな日本帝国陸軍と徐々に似てきつつあり、
 自国の死命を握っている中国に対し「恥を知るべき」などと批判し始めている。
 まさに自ら破滅の危機を呼び寄せ、墓穴を掘りつつあるのだ」

「今回の北朝鮮ミサイル危機は、第二次世界大戦後のアジアで
 恐らくベトナム戦争に次ぐ重大な危機をもたらす可能性がある」

「何故なら、北朝鮮は核・ミサイル開発を止めるつもりが全くなく、
 アメリカも引き下がることができないからだ」

「米軍首脳は今、あらゆるシナリオを検討し、大統領から命令が下れば
 すぐさまにあらゆる手段を用いて攻撃する準備を整えている筈だ」

「また、米中は極秘裏に外交交渉も行い、北朝鮮を止めるふりをする中国に対し
 アメリカが最後通告(協力しなければ米軍が単独で攻撃する)をちらつかせている筈だ」

「世界最強といえども、今の米軍には地上軍を派遣する余裕はない。
 しかし、中国と裏で手を握れば地上軍を送る必要はなくなり、
 中国は従来通り緩衝地帯を維持できる」

「アメリカは地上軍を送らずに空軍と海軍による集中攻撃だけで済むなら
 いつでも戦端を開く用意がある筈だ。イラクやシリアでそうしたように」

「そして核武装だの先制攻撃だのと喚いて無駄に時間を過ごしてきた
 日本の政治家(主に自民党)や右派論者の無力と見当違いが明らかにされるであろう」

「北朝鮮の滅亡が迫ってきていると判断した。
 石油禁輸を予想できずに南部仏印進駐を行った戦前の日本の軍部と同様、
 甘い見通しに縋り自らの力に思い上がって次々と不用意な行動に出ている」

「北朝鮮の幹部が「新型弾道ミサイルは中国全域を射程に収めた」などと豪語し、
 その言葉が中国にも伝わってきているとか。これが滅亡の兆しでなくて何であろうか」

「北は、戦前の日本と酷似してきた。
 大した資源もないのに強がって敵国を挑発している。
 「孫子」は、こうした愚かな国は滅びると警告しているのだ」

「北が愚かにも居丈高な姿勢をやめないのは、
 「どうせ米国は攻撃できないだろう」「どうせ中国は裏切らないだろう」と
 米中二国を完全に侮っているからだ。だからこそ危険だということが分からないのである」

「トランプは「何千人死んだとしても向こうで死ぬわけで、こちらで死者は出ない」と語っている。
 攻撃準備は着々と整えられている筈で、あとは「When」の問題だけだ」

「アメリカが攻撃を控えている理由はただ単に、韓国の受ける打撃の大きさにある。
 米韓の受ける被害よりも北朝鮮を放置する害の方が大きいと判断すれば、
 すぐにでも攻撃を開始するであろう」

「日本には甚大な打撃は及ぶとは考えにくいが、安倍政権は半島有事を殆ど想定していない。
 所詮はポチ政権だから、安保法制で時間を無駄にしてミサイル防衛の備えを怠ってきたばかりか、
 日本海側にゲリラ部隊や難民が漂着する事態に備えて原発を停止させもしない。
 日本の被害はごく限定的でも、無力を曝け出す安倍政権への打撃は甚大である」

「ただ、経済面では気になる点がある。韓国経済が90年代後半の日本と酷似してきており、
 人口動態の劣化による経済低迷の道に陥りつつある。もしそれに有事が加われば、
 ウォン安が円高を招く負のスパイラルになりかねない」

「しかも半島有事は確実に訪日観光を激減させる。
 円安誘導の「売国政策」に依存してきた安倍政権は、
 安全保障だけでなく経済政策においても大打撃を受けることとなろう。
 これは自ら愚かな経済政策を宣伝し実行してきた報いであるから、自業自得である」

「ギャラップの調査では米国民は北朝鮮に対する軍事行動を支持している。
 58%もの高い割合であるので、米議会は軍事費支出を容認する可能性が高い」

「2003年の調査と比較すると、軍事行動を支持する割合は10%以上高く、
 経済・外交的手段で解決できるとする層は大幅に少なくなっている」

「対北の外交が成功する訳がない(それは米の屈服を意味する)から、
 米国民は事実上、軍事行動にゴーサインを出しているのである」

「アメリカが妥協して北の核武装を容認することは既にできない。
 万が一でもそのような愚行を行ったら、何を言っても「張り子の虎」で
 実際に軍を動かす気はないだろうと諸外国に完全に侮られてしまうからだ」

「例えばロシアやイラン、中国が超大国の怯懦を嘲笑し侮蔑するようになれば、
 アメリカの外交力や軍事的プレゼンスに死活的な打撃となるから、
 絶対にそのような選択肢を許す訳にはいかないのである」

「また、ヘイリー国連大使も軍事行動のオプションを明言し、
 マティス国防長官はソウルを危険に晒さない方法もあるとしている」

「これでアメリカが尻尾を巻いて北朝鮮の核ミサイル開発を認めたら、
 全世界に「口だけの嘘つき」であると証明したことになる」

「北朝鮮が決して核ミサイル開発を諦めない以上、
 いつ、どのように開戦するかという問題しか後に残っていない」

「だから金融市場も韓国経済に影響が及ぶことを予見し、
 CDSが高止まりした状況にあるのである」

「日本は、米軍にとって東アジアの最重要の拠点となっている。
 朝鮮半島の有事は日本にとって他人事では全くなく、
 米軍の軍事攻撃が非常にうまくいったとしても
 ウォン安の反動としての円高、そして訪日観光への悪影響は避けられない」

「そして、もし日本海側に北の特殊部隊が上陸しようものなら、
 必要な準備を怠っている安倍政権と日本社会にとって重大な問題となる」

「「史上最低」の衆院選で示されたのは、
 相変わらず安倍政権が安全保障政策でも次元が低いこと、
 半島有事発生の想定もシミュレーションも全く行っていないことだ。
 (防衛庁は極秘に行っているかもしれないが、安倍政権は明らかに違う)」

「ただ、他党が「草野球」レヴェルなので「予選落ち」程度の無能な安倍政権でも
 選挙で何とか誤摩化せる(とは言え野党が手を組んだら安倍は間違いなくクビだった)のだ」

「その証拠に、「武装難民」などという相変わらずの麻生発言が平気で出てきている。
 北が本気なら、既に日本国内に確実に諜報網がある筈だから、「偽装難民」が入国して
 国内の同胞に支援を強要し、重要施設を絞り込んで攻撃して後方攪乱を狙う筈だ」

「かつて北の特殊部隊が韓国側に潜入し、30名程度の特殊部隊が
 その倍以上の損害を韓国側に与え、しかも掃討するだけで2週間もかかるという事件があった。
 日本は海岸線が長いから、こうした事態も想定・警戒・訓練するのが当然である」

「最も警戒が厳しいのは米軍基地だから、国内から狙うなら原子力関連施設である。
 福島原発事故で日本社会が大混乱に陥ったのはつい数年前だ。
 狙われないと考える方が間違っている」

「だから能天気な自民党政治家が選挙で北の脅威を強調する度に
 経産省や原発事業者は「延焼」してとばっちりが来ないかどうか、
 つまり原発稼働こそが重大なリスクであるという真相がバレないかどうか
 不安に苛まれていたのである。(当然の話で、メディアはそこを衝くべきだった)」

「そもそも、日米安保の本質を安倍政権は理解していないか、国民を欺いて真実を語っていない。
 「台湾・韓国・東南アジアの戦略防衛のため日本を拠点として利用する」ものなのだ」

「アベだろうがナベだろうが何だろうが、米軍が日本の基地を使って東アジアの安定を図るのである。
 はっきり言うが、安倍政権が今すぐ消えても日本の安全保障は実質的に何一つ変わらない。
 日本は実質的に米軍の支配下にあり、日本国内でも周辺でも米軍のオペレーションに協力するように
 密約でも日米合同委員会でも決まっているからだ。安倍政権がどうしようが大枠は1ミリも変わらない」

「そうした安全保障の不都合な真実を国民に隠蔽してB層有権者を操り、
 日本国内では米軍基地に次いで狙われやすい原子力関連施設を放置する安倍政権は、
 安全保障を理解しないだけでなく必要な施策を全く行わない、日本社会への脅威ですらある」

「北朝鮮をダシに使ってB層を騙し、選挙に勝とうという姑息な戦術を
 自民党要人が正直に白状したという点では評価できる。
 しかし、国民が本気で安全保障を考えていたら安倍政権になど投票する訳がない。
 いつもの通り、野党の失態に助けられただけなのを全く自覚できない哀れさである」

「安倍政権や自民党からの発言はノイズばかりで有害だから、
 海外シンクタンクの分析を見た方が遥かに良い」

「日本にとっての問題は、有事が短期間で収束せず、
 韓国経済に大打撃となること、米軍基地と原子力施設への攻撃が想定されること、
 そして日本海側に特殊部隊が潜入してくることだ」

「日本は冷静に分析し、何通りものシナリオを立てて必要な対策を急がなければならない。
 それすら真面目に行っておらず、改憲ゴッコで時間を無駄にしているのが安倍政権と自民党なのだ」

当ウェブログの警告通り「またしてもアメリカから高額な兵器をたっぷり買わされる」のだ。

▽ 北朝鮮ごときで狼狽する安倍政権は、人民解放軍のミサイル配備にも備え「ゼロ」

『米軍と人民解放軍 米国防総省の対中戦略』(布施哲,講談社)


「集団的自衛権容認で安全保障が強化される」と豪語していた安倍政権は、
矢張り根本的に現代戦を理解していない事実が完全に証明された。

「中谷元防衛相が巡航ミサイルで「北朝鮮の基地に対して攻撃することも可能」と
 根本的に軍事リテラシーに欠ける放言を平然と行った。「一事が万事」である」

「安倍政権も自民党もこの程度で、アメリカに及ばないこと遠い。
 太平洋戦争でのお粗末な戦争指導で米に惨敗した歴史から全く学んでいないのである」

「かつて朝鮮戦争であの世界最強の米軍がなぜ平壌を再び占領できなかったのか、
 制空権を握っていた朝鮮戦争でもベトナム戦争でもなぜ勝てなかったのか、
 なぜ現代でも膨大な巡航ミサイルを持つ米軍が今まで北朝鮮を攻撃できなかったのか、
 全く分かっていない。しかもその低次元さを世界に暴露した情けない発言である」

「現職の小野寺防衛相に至っては、相手にICBMやSLBMがあるのに
 「ある程度、射程の長い装備を持たねば日本や隊員を守れない」
 などと絶句するような話を公言する始末である。
 (ライフルを持った凶悪犯に拳銃で立ち向かうようなものであり、論外である)」

「北を速度の遅い巡航ミサイルで攻撃したらどうなるか、全く分かっていない情けない発言だ。
 しかもまだ配備していないし、配備したとしても大した数がないのだから、
 これは政治家の矮小な「自己満足」のための無駄な予算でしかない」

「現職防衛大臣が「リアリズム」などと自称する資格すらないことは明白で、
 冷徹な米参謀本部と比べるとまるで話にならないレヴェルなのである。
 (だから当然、国防についても集団的自衛権についてもその主張は信用に価しない)」

「MAD(相互確証破壊)の概念すら理解しているか疑わしい両者の恥ずべき「迷言」は、
 安倍政権や自民党の安全保障リテラシーの限りない低さを立証するものである」

「そうした怠慢と知的劣後が、北朝鮮の特殊部隊の上陸を許して日本国民を危機に晒し、
 下手をすると原発を狙ったテロ攻撃すら招きかねないのである」

「元および現職の防衛大臣の言っていることは、戦前の「艦隊派」と同レベルで、
 一定水準の兵器があれば互角に戦えるという愚劣な思い込みでしかない。
 戦略面でお粗末、視野も狭いからその程度の思考しかできないのだ」

「お粗末でリアリズムに欠ける安倍政権や自民党とは違い、
 米軍は冷静に状況を分析して着々と準備を整えている。
 地下に隠されている北の核兵器とミサイルをいかに無力化するか、
 詳細に研究するだけでなく中国とも協議し万端の備えを進めている」

「巡航ミサイル配備で安心している愚かな日本の政治家と違い、
 米参謀本部は地下施設に空爆が効かないのを知悉し「地上軍派遣が必要」と明言している。
 彼我のレヴェルの絶望的な格差に、ただ溜め息が出るばかりだ」

「日本は実質的に米軍の「支配下」にあり、自動的に「後方支援拠点」となるのだから、
 日本を守るのは巡航ミサイルなどではなくMDだ。そして警戒すべきは特殊部隊による後方撹乱だ。
 国会でも北朝鮮の船が上陸してから騒ぎ始める情けなさで、
 安倍政権の「泥縄」はここでも発揮されている」

と当ウェブログが予言した通りであろう。
日本の安全保障を危うくしているのは噓つきの安倍だ。

 ↓ 参考

安倍政権も防衛大臣もリアリズム皆無、遅い巡航ミサイルを泥縄で配備 - 米側は「地上軍派遣が必要」と
http://blog.goo.ne.jp/fleury1929/e/bbbbab51fae76d96a327464696444938

自民党・安保調査会「MDよりトマホークの方が安い」- 安倍政権と同類の低レヴェル、米軍より遥かに劣る
http://blog.goo.ne.jp/fleury1929/e/be64038a227afe22d89967cc813a487f‎

国民の55%が「安保法案で危険が高まった」- 勘違いの上に無力な安倍政権、北のSLBMに備えは皆無
http://blog.goo.ne.jp/fleury1929/e/9ae9be4e48827e3ec7adde99332d2c81

グアム島のアンダーセン空軍基地にも脅威、中国のDF26ミサイル - 安倍政権の安全保障政策は時代遅れ
http://blog.goo.ne.jp/fleury1929/e/9d5bcc4be238d87e2b9a37f05a932253‎

支持されない安倍政権の安全保障政策、自衛隊を信頼する真因は「中国の脅威」- 経済的劣位も重要
http://blog.goo.ne.jp/fleury1929/e/52b252f68c5939b0364eff4664767cf0

▽ 北からの先制攻撃はまずないが、通常兵器でも原子力は間違いなく標的の一つ

『東京と神戸に核ミサイルが落ちたとき所沢と大阪はどうなる 』(兵頭二十八,講談社)


党首討論:F15墜落事故答弁 安倍首相、間違い認めず(毎日新聞)
https://mainichi.jp/articles/20180628/k00/00m/010/194000c.html
”◇立憲・枝野代表「国会でまたうそ…」と追及
 立憲民主党の枝野幸男代表は27日の党首討論で、米軍のF15戦闘機が沖縄県沖で11日に墜落した事故を巡り、安倍晋三首相が事実と異なる国会答弁をしたことを「国会でまたうそをついたのか」と追及した。
 首相は25日の参院予算委員会で、米側に同型飛行機の飛行停止を「申し入れた」と述べたが、防衛省は実際には停止要請はしていないことを認めている。
 首相は党首討論で「米側に対し、安全管理、再発防止の徹底を強く申し入れ、米側は徹底的な検査のため訓練飛行を中止したという事実を述べた」と説明した。
〔中略〕
 参院予算委でこの問題を質問した同党の福山哲郎幹事長は27日、「間違いだったと言えばすむのに、また議事録を読んでまで強弁した」と首相を批判。枝野氏も「自分の発言内容を理解できていない答弁だった」と記者団に語った。【立野将弘】”

首相として「史上最大の嘘つき」確定の安倍は、
また公然と国民を愚弄する誤摩化しを行っている。
このようなふざけた二世議員に騙され見下されても投票するB層有権者は、
自ら日本の国益を毀損し、日本社会を劣化させているのだ。


救急ヘリ搬送遅れ:米軍レーダー、急に「停止不能」と通知(毎日新聞)
https://mainichi.jp/articles/20180628/k00/00e/040/246000c.html
京都府京丹後市の米軍経ケ岬通信所の早期警戒レーダー「Xバンドレーダー」の不停波により救急搬送が17分間遅れた問題で、運航していたドクターヘリが「飛行制限区域」に入っていたことが27日、関係者への取材で分かった。米軍の急な方針転換が原因とみられ、レーダーの電磁波を照射された可能性がある。ドクターヘリの運航は人命にかかわり、停波できなかった理由の解明と再発防止策の策定が急務だ。
 ドクターヘリの出動拠点としている豊岡病院(兵庫県豊岡市)によると、搭乗していた医師や看護師、操縦士らの健康被害と計器類の異常は確認されていない。
 「飛行制限区域」はXバンドレーダーが強力な電磁波を出すために2014年11月から設けられた。米軍基地の海側の半径、高度とも6キロの半円柱状の区域で、ドクターヘリや海難事故時の航空機の運航が必要となった場合、消防機関などが米軍に停波を要請することになった。防衛省や関係自治体と調整した府は14年10月、「停波要請手続き」を定め、「要請すれば速やかに米側は停波する」としている。
 豊岡病院の説明では、5月15日朝、伊根町で発生した事故で、宮津与謝消防組合消防本部から午前8時50分にドクターヘリの要請を受けた。3分後に病院を離陸しランデブーポイント(ドクターヘリと救急車の合流地点)は米軍基地の東側にある京丹後市の経ケ岬灯台下の駐車場とした。ドクターヘリの飛行ルートから停波が必要と判断し、同消防本部が同8時52分に米軍に停波を要請した。米軍は同8時57分、「停波承認」と回答したが、7分後の同9時4分に「停波不能」と日本語の通訳を介して回答してきた。
 しかし、ドクターヘリは「停波不能」の連絡を受けた同9時6分には経ケ岬上空の「飛行制限区域」に入っていた。
「停波不能」の連絡ですぐに旋回して飛行制限区域から離れ、経ケ岬灯台から西約4キロの新たなランデブーポイント(航空自衛隊経ケ岬分屯基地のヘリポート)に向かい、同9時13分に着陸。
〔中略〕
 防衛省近畿中部防衛局が今月1日、不停波によって救急搬送が17分間遅れたことを公表している。地元住民からは「米軍が停波承認と回答したが、一転して停波不能と再回答したのはなぜか。『空白の7分間』に何が起きたのか。米軍と連絡・調整している防衛省は速やかに明らかにしてほしい」との声が上がっている。【塩田敏夫】”

安倍やヒラメ官僚が、国民の命を軽視して米軍の鼻息を窺っているのは明白だ。
安倍や防衛官僚が米軍の支配下にあるのは事実に照らして明らかではないか!


沖縄県:日米地位協定は不利 独、伊との比較調査報告書(毎日新聞)
https://mainichi.jp/articles/20180331/k00/00m/030/161000c.html
沖縄県は30日、在日米軍の法的地位を定めた日米地位協定と、米国がドイツ、イタリアと結んだ地位協定を比較した調査報告書を公表した。在日米軍には日本の法律が原則として適用されないのに対し、両国では国内法を適用。米軍機の事故でも調査権を持つことを確認した。沖縄県は「両国と比べても日本は不利な状況におかれている」として、引き続き政府に地位協定の改定を求める考えだ。
 それによると、米国と両国の地位協定では、米軍の訓練や演習は両国の許可や承認が必要と明記。米軍基地への立ち入り権もドイツは国や自治体、イタリアは同国軍司令官に認められ、司令官が基地に常駐している。
 これに対し、日米間では米軍への国内法適用が明記されず、航空機の最低飛行高度を定めた航空法は米軍機に適用されていない。
〔中略〕
 米軍機事故を巡っては、北大西洋条約機構(NATO)の協定でドイツとイタリア両政府に調査権がある。一方、日本側には事故機の検証などを行う権利がない。昨年10月に沖縄県東村で米軍ヘリが民有地に不時着・炎上した事故でも、同県警は米軍が機体を撤去するまで現場検証を行えなかった。
 日米間では60年の協定締結以降は改定されていないが、米独間では3回改定され、イタリアでも飛行訓練などの制限が大幅に強化されてきた。イタリア政府関係者は沖縄県の聞き取りに対し、「米軍の全活動はイタリア軍司令官の許可が必要だ。沖縄の問題は日本の政治家が動かないと解決が難しい」と語ったという。
 同県基地対策課は「同じく第二次大戦の敗戦国である両国と比べても、日本政府は米政府に改定を強く求めていない。現状を全国の人に知ってもらい、世論を喚起したい」と話した。【福永方人】”

安倍よりも沖縄県の方が遥かに国民の命を守ろうとしている。
真の愛国者なら沖縄県を擁護し、日米地位協定を厳しく批判するのが当然である。
日米地位協定は原発投下と同じく「日本だけに適用」されているものだから
客観的に見れば人種差別以外の何ものでもない。


イージス・アショア初の住民説明会 防衛省が秋田市で 反対の声相次ぐ(産経新聞)
https://www.sankei.com/politics/news/180617/plt1806170015-n1.html
”政府が平成35年度の導入を目指す地上配備型のミサイル迎撃システム「イージス・アショア」の秋田市への配備について17日、防衛省が初の住民説明会を同市役所で開き、約120人の市民が参加した。
 説明会は防衛省が「最適候補地」と位置づける陸上自衛隊新屋演習場から約3キロメートル圏内の町内会や学校、病院関係者を対象とした。住宅地に近いことから反発は強く「なぜ新屋か」「住民の反対を押し切っても配備するのか」「テロが起きたら、どう住民を避難させるのか」といった不満や質問が相次いだ。2時間に渡った説明会は紛糾した。
 防衛省側は、米朝首脳会談で北朝鮮の非核化の方針が示されたものの「一朝一夕にはできず、いかなる状況にも万全の備えが必要。運用開始までに4〜5年かかる」(五味賢至戦略企画課長)として、イージス・アショアの配備計画を進める方針を改めて強調。全国の自衛隊施設を検証した結果、平坦(へいたん)な土地である新屋演習場を「最適候補地」の一つとし、今年の夏以降に地質測量調査と並行して装備の基本設計に入る意向を示した。
〔中略〕
 付近には秋田空港、風力発電設備もあり、レーダーが発する電波が与える影響が懸念されている。防衛省は「飛行制限区域を設定する可能性はゼロではないが、ドクターヘリなどが緊急時に飛行できる措置は執りたい。風力発電の運用には支障はないことが確認されている」(五味課長)と説明。人体に対する影響については「住民の健康診断を行うべきではないか」との質問が出たが、防衛省側は「秋田市と相談したい」(東北防衛局の北川高生企画部長)と答えるにとどまった。
 「イージス・アショアがテロの標的になる」との懸念もある。ある男性は「敵が街に潜伏し、イージスが破壊されたり、住民が市街戦に巻き込まれた場合どうするのか。避難計画は作るのか」と質問。防衛省側は、「イージス導入が抑止力となって、外部からの攻撃の可能性は一般的には低くなる。ただ、あらゆる事態を想定する警備体制を取っていきたい」(五味課長)と理解を求めた。実際の訓練では「発射実験は行わないが、ハワイの米軍施設を活用するなど、さまざまなシミュレーションは行う」(同)という。
 説明会が開催された秋田市役所の外では反対住民らの抗議活動が行われ、「最初から新屋演習場に狙いを定めたかのような計画には納得できない」などと訴えていた。防衛省は陸上自衛隊の新屋演習場のほか、むつみ演習場(山口県萩市、阿武町)の2カ所を候補地として検討している。(秋田支局長 藤沢志穂子)”

当ウェブログはイージスアショアの設置はやむを得ないと考えているが、
秋田の住民が防衛省を信用しないのもまた当たり前であろう。
ポチ政権にポチ外交の安倍に忖度官僚がおべっかを使っているから、
国民の安全よりも米国の意向や安倍の薄っぺらい「手柄」が優先されるのは容易に予想出来る。
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