2018年3月第2週チャート

矢張りまたドルが叩き落とされ、依然として下方圧力の強さが示されている。
殆どの国内機関投資家の当てが外れ、顔色を変えている有様が見えるようだ。
大手証券も慌ててドル円想定を下方修正しているから、当然の帰結だろう。

次々と閣僚をクビにするトランプ政権への不安もあろうし、
自業自得で遂に支持率が急落した安倍政権の「馬脚」もあろう。

しかし、ドル円チャートを見れば一目瞭然であるが
トランプ政権誕生による「幻想」や「過大評価」が崩壊し、
ゆっくりと失望が拡大してゆくプロセスでしかないのである。

クリントン大統領だったら単なる緩慢な景況悪化だっただろうが、
トランプに勝手に期待した衆愚行動により「山高ければ谷深し」となるだけだ。


下向きのモメンタムは弱まりつつあるが、反発力も同様に弱い


滝のような豪ドル崩落、下値不安が急拡大


ポンドは豪ドル程の下落ではないが、ボライタルな通貨なので油断禁物


（以上のチャートはZAI）

矢張り設備投資バブルだったか、森精機が急落（載せていないがツガミも急落）


6208はひとまず踏み止まった、中小型は日経平均と別次元の模様


（以上のチャートはYahoo）