昨夜『渇き』を借りてきて連夜パク チャヌク映画祭。
ソン ガンホ演じる敬虔な神父は、病院で死にゆく人々を見送る日々に疲れ、人の役に立って死のうと、全身に水疱ができ、出血多量で死に至る不治の病のウイルス研究所で実験体となることを申し出る。発症し末期の吐血がはじまると、集中治療室に運ばれ輸血を受けるが心停止。医師たちが死亡と判断し、顔に布をかけた直後、死んだはずの神父が祈りの言葉を唱えはじめた。
その奇蹟が知れ渡ると、人々に敬われ、ある母親から息子がガンだから助けてほしいと懇願される。
その息子は神父の幼馴染であった。息子を溺愛する母親と、息子の嫁のテジュ。テジュはみなし児で、その家で犬のように育てられ、そのまま息子の嫁に充てがわれていた。
神父の祈りが届いたのか息子のガンは寛解し、それ以来神父はその家に出入りするようになる。
神父は奴隷のように扱われるテジュを不憫に思いながら、別の意味で惹かれはじめる。
神父が病院で人々に祈りを捧げていたある日、事故で瀕死の女性が運ばれてきた。頸動脈からは、動悸のリズムと共に血がどくどく流れ出ている。
彼女の額と両手に聖油で十字を書いたとき、神父の手に血が付いた。神父は手を胸の前で組み反射的にその手を舐めた。
神父は一度死んで蘇ってから血に飢えていること、バンパイアになってしまったことを自覚する。定期的に血を飲まなければ、水疱が出て吐血し、血を渇望するようになっていた。それでも聖職者である神父は人を傷付けることが出来ないので、人に食べ物を分け与えるのが好きだった昏睡状態の友人の病室に忍び込み、夜中にこっそり点滴の針を抜いて管から血を飲んで生きていた。
血を飲むと水疱は消え、傷も癒え、若々しい生気を取り戻す。
血を求めることはそれまで自制していた欲望につながり、やがてテジュと密会を重ねるようになり、以前から彼女が殺意を抱いていた夫を事故に見せかけて殺す計画を実行する。
そのあとまだ紆余曲折あって、映画を見終わるとずっしり胃にもたれ感じが残った。ソン ガンホの色気は堪能したけれど、映画自体が私にはややくどかった。
映画のなかのウイルス感染の病状が、聞いたところによるエボラ出血熱の症状と似ていて、実際はどんななのかわからないけれど、こうだったら恐ろしいと思った。
ソン ガンホ演じる敬虔な神父は、病院で死にゆく人々を見送る日々に疲れ、人の役に立って死のうと、全身に水疱ができ、出血多量で死に至る不治の病のウイルス研究所で実験体となることを申し出る。発症し末期の吐血がはじまると、集中治療室に運ばれ輸血を受けるが心停止。医師たちが死亡と判断し、顔に布をかけた直後、死んだはずの神父が祈りの言葉を唱えはじめた。
その奇蹟が知れ渡ると、人々に敬われ、ある母親から息子がガンだから助けてほしいと懇願される。
その息子は神父の幼馴染であった。息子を溺愛する母親と、息子の嫁のテジュ。テジュはみなし児で、その家で犬のように育てられ、そのまま息子の嫁に充てがわれていた。
神父の祈りが届いたのか息子のガンは寛解し、それ以来神父はその家に出入りするようになる。
神父は奴隷のように扱われるテジュを不憫に思いながら、別の意味で惹かれはじめる。
神父が病院で人々に祈りを捧げていたある日、事故で瀕死の女性が運ばれてきた。頸動脈からは、動悸のリズムと共に血がどくどく流れ出ている。
彼女の額と両手に聖油で十字を書いたとき、神父の手に血が付いた。神父は手を胸の前で組み反射的にその手を舐めた。
神父は一度死んで蘇ってから血に飢えていること、バンパイアになってしまったことを自覚する。定期的に血を飲まなければ、水疱が出て吐血し、血を渇望するようになっていた。それでも聖職者である神父は人を傷付けることが出来ないので、人に食べ物を分け与えるのが好きだった昏睡状態の友人の病室に忍び込み、夜中にこっそり点滴の針を抜いて管から血を飲んで生きていた。
血を飲むと水疱は消え、傷も癒え、若々しい生気を取り戻す。
血を求めることはそれまで自制していた欲望につながり、やがてテジュと密会を重ねるようになり、以前から彼女が殺意を抱いていた夫を事故に見せかけて殺す計画を実行する。
そのあとまだ紆余曲折あって、映画を見終わるとずっしり胃にもたれ感じが残った。ソン ガンホの色気は堪能したけれど、映画自体が私にはややくどかった。
映画のなかのウイルス感染の病状が、聞いたところによるエボラ出血熱の症状と似ていて、実際はどんななのかわからないけれど、こうだったら恐ろしいと思った。
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