2022 備忘録

思いついたことを書き残す。

雪の喜多方

2018年02月06日 | ひとりごと
会津紀行 2018-02-04~02-05
喜多方

喜多方ラーメンという言葉に引き寄せられた。蔵の街でもある。もっとゆっくり歩いてみたい街ではあった。
磐越西線は列車の本数が信じられないくらい少ない。鉄道インフラを維持するのは大変なことだろう。しかしバスにはない信頼感が鉄道に何故あるのだろうか。
レールがつながっている精神的な安心なのだろうか。
鉄道施設は開通時に一気に作られ時代の流れとともに少しづつ変わっていく。しかし歴史の痕跡はあちこちに残るものだ。旧日中線の線路敷は枝垂れ桜の並木になっていた。春にはきっと素晴らしい景色を提供してくれることだろう。

ラーメンは「源来軒」という元祖の店にした。なにしろ一杯しか食べることが出来ないので元祖ということに敬意を表した次第。
店は新しく手が入れられているので元祖らしい風格というものは感じられないが午後1時近かったのに混雑していた。ちょうど団体さんが帰ったあとだっったのでさほど待たずに注文したラーメンが運ばれてきた。すごくシンプルな味と食材。ラーメンのもつ役割は十分果たしている街の中華屋さんである。

とかく「蕎麦」と「ラーメン」は国民総評論家ではないかと思うほど講評されるがいずれも庶民のささやかな贅沢だった。この店もものすごい特徴があるわけではない。普通であることに意味があることを思い出させてくれる。

列車を待つ間、駅前の喫茶店に寄る。ずいぶん長く続いている店だそうだ。喜多方では地元で焼かれた煉瓦造の蔵も多い。このみせも「煉瓦」という店名。ゆったりと時間が流れていた。
















最新の画像もっと見る

コメントを投稿