2022 備忘録

思いついたことを書き残す。

Jアラート

2017年08月29日 | ひとりごと
早朝、枕元の携帯電話からJアラートの警告音で目が覚める。オオカミ少年でも無いが何度もミサイルを発射されていると別に慌てるでもない。
そもそも日本はアメリカ、中国、ロシアの弾道ミサイルの射程圏内に入っている。つまり利害関係が崩れるとどの国のミサイルの発射データ入力が始まるかわからないのだ。またアメリカの核の傘も本当に役に立つのか疑わしい。アメリカ本土への攻撃がない場合にはたしてボタンに手をかけるだろうか。

大気圏外まで打ち上げられた弾道ミサイルは迎撃ミサイルの能力を遥かに上回る速度で降ってくる。平壌からわずか10分以内に東京に到達する。空の弾頭でもコンクリートスラブなど障子紙と同等だ。丈夫な建物に避難など不思議でならない。アメリカ軍の焼夷弾とはわけが違うのだ。

日本を標的にした場合、5~6分で着弾エリアは特定できるはず。今回の場合も本土には着弾しないことはすぐわかったのではないか。弾頭や破片が落ちる可能性はかなり低かったはず。韓国軍の発表から想像すると日本上空での高度は4000km。PAC3の射程距離は20km。全く届か無かったはずでグアムに向かいミサイル同様補足できなかったはずで着弾する20kmまで待つしか無いのだ。つまり対処のしようが無いのだ。

経済優先でアメリカに追従し、外交委ねてきたツケはあまりの大きい。平和を守ることは戦争をすることより遥かに難しいのだ。