雪道の 賑おうており 大晦日
梅士 Baishi
まあ、大変な雪であった。
覚悟はしていたが、大渋滞の大賑わい、1,2mの前進
に一喜一憂しながら、長崎の宿場町蛍茶屋を出るまでの
3分ほどの道のりを1時間以上かかって脱出した。
前途多難の2011年を暗示してのことであろう。
状況を甘く見ている人間が前進を阻んでいたのである。
平和ボケも大概にしなければならない。
と言いながら、タイヤチェーンを巻くのに1時間もかかっ
てしまった。
その苦労を怠ったたくさんの車が雪まみれに凍り付いて
車線をふさいでいた。
さてさて、まじかに迫った日本有事にも、同様の混乱が
起こるのであろう。
チェーンを巻く代わりにやらなければならない不慣れな
対策とは、毅然として独立防衛の準備を早急に行うこと
であり、そのための政権を樹立することである。
まず、NHKを自由契約による有料課金制度に切り替え
なければならない。
編集権の自由を主張しているのであるから、自由市場の
ルールにも従ってもらわなければ困る。
市場原理によるマスコミ改革は、民主主義の根幹にか
かわる部分である。
雲仙中腹の宿には長いツララが下がっていた。
次の一手の長考のままに、元旦を迎えた。
最終局面、詰めろの手筋を読み込んでゆくと、さまざま
な筋が見えてくる。
もはや平穏無事とは怠慢であろう。
筋を読みきりたいものだ。
ピシッとその一手を打ち込みたいものだ。
武士道に戻るとしよう。
2012年が決起の時となるであろう。
わが人生と日本の命運が重なるタイミングというのも面
白い。
そのように考える元旦の計であった。
さて、如何。
立憲女王国・神聖九州やまとの国
梅士 Baishi