卒業の 春三月の その日なり
梅士 Baishi
卒業式の朝を迎えた。
一年、二年とはいえども、慣れ親しんできた若者が
巣立ってゆく。
卒業できなかった者もいる。
そういう複雑な心境を抱えて、卒業式会場に急いだ。
卒業式会場は、豪華なホテルである。
リハーサルは8時半から90分ぶっ通しで答辞、送辞、
礼法、返事などの仕上げをして本番に臨んだ。
終盤、いよいよ、送辞、答辞になった。
いずれも男女のデュエットである。
送辞では泣かせる予定は全くなかった。
ところが、思わず涙声になる送辞に不意を突かれて、
不覚にもじ~んと涙が溢れてしまった。
続く答辞も、声が震えた。
卒業式というのは、どうも泣けてくるものである。
午後は一転してエンタテーメントな祝賀会で、食事と
会話と学生たちの非凡な才能を楽しんだ。
卒業式とはいえ、マニュアルなどない。
毎回、毎回、原点から組み立てる大変な仕込みが
ある。
あふれ出る思いのこもった、いい卒業式だったと思う。
夜は、卒業の女子学生たちとカラオケを楽しんだ。
デフレ時代の歌はどうも早口でついてゆけない。
そこに割って入って、宗右衛門町ブルースの風を吹
かせる。
最後は同期の桜だった。
「あやし~い、きけ~ん」と言いながらも、「じいちゃ
んに聞かしてやるけん」と口にしながら、健全に九時
に解散したのだった。
【 人生成功哲学 】
人は一人では生きていない。
だから、他人の幸せのために働くべきである。
他人の目線で、創意工夫することだ。
常に、イノベーションをかけてゆくことだ。
敬天愛人、自助努力、人生これ修行。
そして、祖国日本を愛することだ。
これが、人生成功の哲学であると思う。
Stand up and fight !
巣立ってゆく若者たちへのファイナル・レクチャーで
ある。
立憲女王国・神聖九州やまとの国
幸福実現党応援隊・ 梅士党