菜畑に 日だまりており 鄙の春
馬糞 Bafun
菜の花というのは、鄙の春というにふさわしいほのぼのとした
春である。
この季節、電車に乗ると、線路脇の菜の花がひときわ明るく春
めいている。
菜の花と言うのは、二宮尊徳が植えたあの菜種油の花か・・・
と、あらためて思う。
それほどに、野菜や植物の知識が遠のいている。
農耕民族であったはずの日本人だが、野菜を育てろと言っても、
まずはホームセンターに種を買いに行くところからして、自給力を
失っていることに気がつくのである。
農業技術教育も義務教育の必修科目に入れてしかるべきである。
日本人は、あらためて生活の原点に戻って物事を考え直すべき
ときに来ているのではないか。
お金で何でも解決しようとするが、生活者としての自助努力を忘
れてはならないのだ。
一見非効率であるが、独立と言うのはそういうことではないか。
食糧自給力が問われている日本であるが、その前に、国民の食
料自給力が危機感を持って反省されるべきことである。
そのためにも、農地解放の時が迫っているというべきである。
農業への過保護、ゆとり農政は、農業の実力低下を招く悪政で
ある。
農地解放を!
農業の独立、農地解放。
これができる政党はなかろう。
ならば、この手詰まりの政局を打開するためにも、政党再編の
時が来ていると見るべきである。
自民党を解党し、民主党を解党して、行政改革、農政改革、
新憲法制定を断行できる政党を再編するべきであるのだ。
追い出された新党ではなく、ベンチャーの志を持った新党結成
を進めて欲しい。
梅士 Baishi