立春を 歩みて迎え 初の春 梅士 Baishi
昨日が立春、そういえば今日は、「旧暦のクリスマス」
だったのだ~。
う~ん、忘れるところだった・・・。
旧暦キャンペーンとして考えたジョークの日である。
しかし、もう少しストーリーがいるのかもしれない。
クリスマスは北欧の冬至祭りである。
そこで、旧暦のメリークリスマスは立春祭りにする。
サンタクロースの代わりに七福人が登場して、家族で
七福人の料理やお菓子を楽しむ、ということにしてはい
かがか。
いかにも、春のめでたさを楽しめてよいのではないか。
さて、立春を過ぎると一瞬、過疎の春という感じにな
るが、来週は旧暦の元旦である。
初春である。
あ~よかったあ、まだまだめでたい春が続いている。
風流とは、めでたいことを好む感性ないし文化であ
る。
【 家具産業の可能性について 】
家具産業は斜陽である。
家が狭くなったことと、一代限りの消費材となったこ
とが原因だろう。
福岡の大川は家具産業の町である。
家内工業的な分業体制であるが、それも廃業、転業が
相次ぎ、バラバラと壊れてしまう。
家具雑貨に興味を持つ若者は少なくないが、職場が少
ない。
活路はないのか、という問題である。
同様な問題を抱えているものに茶碗業界がある。
有田焼という大きな産地があり、有田の陶器祭りは五
月連休の観光名物であるが、日常の商売は斜陽である。
家具同様、高級な陶磁器の芸術作品を飾るような権威
ある「家」というものがなくなり、茶碗を割るような夫
婦喧嘩も少なくなったからだろうか。
そうした焼物業界だが、衛生陶器は大企業に発展した。
そのような発想の転回が家具にもないだろうかという
のがヒントかもしれない。
家具と言っても、全部が不況なのではない。
高級木工品のカリモクは今でも人気である。
最近急激に成長した会社にニトリがある。
家具業界のユニクロというスタイルだろうか。
しかし、衛生陶器の発明ほどではない。
家庭内の木工製品として衛生木工というのはどうか。
一つは高級箸の普及作戦である。
割り箸で済ませるということもあるが、日常の神聖な
食事を高級な木材の箸でいただくというのは礼儀でもあ
り、喜びでもある。
もう一つは木製トイレを5万円くらいで作れないか。
癒しが求められる時代である。
木工製品で作れるものは何でも作ってみたらよいの
だ。
間伐材の利用は、森林を守るためにも欠かせない。
気取った高級家具でなくてもよい時代である。
木材加工技術の工夫によっては、新しい素材の開発も
可能であろう。
土をこねて茶碗を作るように、木材チップを高圧加工
によって接着剤を使わないで自在に成型加工することが
できたら、軽くて温かみ
のある、かつ強度と高級感のある木質素材ができやしな
いか・・・。
塗装材の工夫によっては漆塗りのように高級感を出す
ことはできるだろう。
そういうことをいろいろと想像してみると、日本の家
具産業も新しい業態として生まれ変わることができるか
もしれない。
職人的手作りの技術を残してゆくためにも、量産して
日常的に使われる商品で経済を支えるという発想がなけ
れば、家具産業は零細な分野で終わるだろう。
たまに、政治抜きで発想を楽しむのもよいものだ。
就活の学生諸君は、想像力をたくましくして、おもし
ろい発想を就活PRとして使うべきである。
就活の楽しみである。
立憲女王国・神聖九州やまとの国
幸福実現党応援隊・ 梅士党