春風に ツルを伸ばしつ 野エンドウ
馬糞 Bafun
カラスノエンドウというのか、スズメなのか分からないが、
土手一面に咲いているエンドウの花畑はいかにも春らしく
清々しい。
近くによって見ると、春風にツルを巻こうとしているかのよ
うで、するっと抜けてゆく風に揺れている。
食べることもできるそうだが、健康ブームに乗って、味噌
汁なんかにもいいかもしれない。
黒いサヤエンドウには、太陽がいっぱいに詰まっている。
動物や植物は、経済では動いていない。
ビジネスはない。
それでも愛されて生きている。
天の恵みで生きている。
天の恵みがどうあれ、やる気のない生き物などいない。
ところが、人間は、やる気のない欝に迷う人がいる。
人間のやる気というのはどのように生まれるものだろうか。
人は自然と競争を求める。
競争は嫌いだといいながら、遊ぶことも、手習い事も、競
争を前提としている。
競争のなかにこそやりがいがあるのに、競争から逃避し
ようともする。
個性があるから競争をする。
個性があるから、さまざまなゲームを発案する。
個性を楽しむために競争があるとさえ言える。
競争というものをよく研究する必要がありそうである。
競争というのは勝ち負けというスイッチが切り替わるが、
社会のなかでの相対的な役割を発見するために、競争があ
ると見ることもできる。
競争がきつくなったら、少し休めばよいのだ。
人生は長距離走なのだから。
だから、競争は風流でなければならない。
爽やかに生きたいものだ。
Bafun
カラスノエンドウ⇒
http://boroboro.seesaa.net/article/3753890.html
http://kaede.nara-edu.ac.jp/plants_of_NUE/ichiranhyou/syokubutsupage/karasunoendou.htm
http://www.tcp-ip.or.jp/~jswc3242/054.html
スズメノエンドウ⇒
http://members.stvnet.home.ne.jp/kubookada-k/zukan.html