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+ 武士の白刃にかおる梅の花・・・ 緊急人材育成・就職支援基金事業行政のでたらめ 

2011年01月15日 21時12分29秒 | 立憲女王国・神聖・九州やまとの国

 
  

 

 

 武士mononofu の  白刃の風に  梅咲きぬ  

    梅士 Baishi

 

 

 

 

 今日は小正月。

 正月とつけば、めでたいことである。

 いやいや、おめでとうござる。

 

 土曜日の勤めを終えて帰るとほっとする。

 白刃の北風がビュービューと吹くが、頬に心地よい

 風雪とはかくも色めきてうまきものぞかし。

 今こそ香らむものぞ、梅の花。

 

 

 


 

 北風は  かく色めきて  心地よし

  白雪香る  白梅の花    

      梅士 Baishi

 

 

 

 緊急人材育成・就職支援基金事業行政のでたらめ 

 

  西日本新聞に「講義せずに自習ばかり」「パソコン教え

ず草刈り」という、とんでもない無責任な記事が一面トップ

に出た。

 

 『国が雇用対策として2009年に導入した無料職業訓練

事業をめぐって、「自習ばかりで講義がない」「パソコン訓

練なのに草刈りをさせられた」など、利用者の苦情が殺到

している。求職者の職業訓練費用を国が負担する仕組み

だが、専門機関に限らず一般企業でも参入できるため、実

績や設備がない会社が営利目的で訓練し、トラブルにな

る事例が目立つ。訓練機関認定に携わる雇用・能力開発

機構は事態を重くみて、立ち入り調査を強化する。  

 

問題になっているのは「緊急人材育成・就職支援基金事

業」。パソコン、介護、医療事務、美容などの知識と技術を

数カ月の訓練で身に付け、資格取得などで就職につなげ

てもらう目的だ。

 事業を幅広く実施するため、事業の参入ハードルは低い。

訓練経験がない一般企業でも申請可能で講師も資格不要。

参入すれば、環境整備を支援する奨励金が1コース最大

300万円、さらに受講者1人当たり月6万円か10万円の

訓練奨励金が支給される。都道府県別の受講者は、本年

度2万人超の東京、大阪に次いで福岡が約1万2千人で

全国3位だ。

 

 同機構によると、受講者から苦情が出始めたのは事業

開始翌年の10年春から。同年4-11月の苦情約430例

をまとめた報告書によると「授業がテレビ映像だけ」「『ここ

は学校ではなく、リハビリの場』と言われた」「カリキュラム

通りの授業がない」など、不適正な教育指導例が数多く

挙がる・・・

 

 

 

 

 事情を知らない人が読んだら、ほんとかと思う。

 しかし、本当にひどいのは、苦情を出す詐欺まがいの悪

受講生と、職業訓練とは名ばかりの形式と天下りを強

る厚生労働省配下の公務員、そしてろくな取材もし

ないで、講生の苦情を鵜呑みにした記事を書く記者と

新聞社ある。 

 

 苦情を言う受講生とは、勉強ではなく、生活給付金目当

てで「来てやっている」という者が多い。

 教育目的ではなく、公務員の利権、民主党政治家の選

挙対策というべきばら撒きが目的である。

 

 その制度運用はでたらめといってよい。

 「苦情」があると、公務員の事なかれ主義に反するから、

訓練校を責めあげるのである。

 

 福岡の事例は、押して知るべしというサンプルであろう。

 ハローワーク公務員の指導は学校教育から見れば異常

である。

 まさに、担当公務員の事なかれ主義に不都合なことは

許さないという形式主義である。

 受講生の「苦情」をなくすための、いわば同和対策のよ

うな対応なのである。

 

 たとえばこうである。 

 教室にはコーヒーと茶菓子を用意しなければならないそ

うで、視察に来た担当公務員が、「コーヒーはどこにあり

ますか、お茶菓子はどこですか」と追求するのだそうである。

 

 もっと勉強したいと言う受講生の為に授業後も指導した

りすると、参加していない受講生から居残りをさせている

という「苦情」が公務員に出される。

 職業訓練と思って掃除を呼びかけると、掃除をさせられ

たという「苦情」が公務員に出されるという始末である。

 

 生活給付金は一秒たりとも遅刻したら給付してはならな

いのに5分の遅刻を見逃して手続きをしたのは詐欺だと

訴えられる。

 実に悪質な「受講生」が集まっているのが生活給付金制

度だといってよい。

 

 これに対して、職業訓練教育をするなと言わんばかりの

行政指導がなされているのである。

 しかも、もっと悪質なのが、行政指導をする公務員が天

下りを暗に迫り、「言っていることがまだわからないのかな

あ」と、理不尽ないじめで締め上げることが平然と行われ

ている。

 

 雇用対策というなら、有効な公共投資をするべきだし、人

材育成というなら、2年教育は必要である。

 その奨学金を保証すれば十分であろう。

 働きながら学ぶ仕組みをつくれば、生活給付金など必要

ない。

 公務員とは違って自助努力の精神なくして仕事はでき

ないのである。

 

 また、教育は学校に任せるべきであるし、公務員の自己

保身の伝統である事なかれ主義は許されない。

 天下りのねたに補助金が使われていることも許しがたい。

 今回の西日本新聞記事は、社会主義発想そのものの暴

力記事にほかならない。

 実に嘆かわしいことである。

 

         立憲女王国・神聖九州やまとの国

          梅士 Baishi 
       

          

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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