春霞 那国の浜の 社かな
馬糞 Bafun
篠栗の遍路道に腰を下ろして、那の国の国見をした。
あれが旧ダイエイドーム、あのあたりが志賀島・・・
人の海が、谷を沈めたダムのように、山の間にも満ち
ている。
これは、都なのか。
いかなる国なのか。
それとも、増殖した黴菌のようなものなのか。
都というには、核となる伝統と権威が必要である。
それが、王室ないし、皇室である。
現代に王というべきは、神事の伝統を行う権威である。
だからこそ、皇女を迎えたいと考えるのだ。
しかし、よく見ると、志賀海神社があり、櫛田の社が
あり、箱崎宮があり、香椎宮がある。
神々が、那国の伝統を支え、人々の核となっている姿
が浮かぶ。
7月に入ると、櫛田の祭り、博多祇園山笠に勢いづく。
神なくして、栄なしである。
那の国は海洋国家である。
海の向こうは、唐天竺に繋がっている。
今は、チャイナパッシングで、インド、ロシア、モン
ゴルと結ぶときでもある。
博多商人の復活を期待したい。
いや、外国人貿易商に住んでもらえばよい。
日宋貿易で栄えた時代の「博多網首」のように。
【パンデミック議会】
新型インフルエンザ対策が真剣に話し合われているよ
うである。
新型の豚インフルエンザは、パンデミックの予行演習
にはよい機会となったといえる。
問題の本質は、ペスト並みの感染力と死亡率を持った
新型鳥インフルエンザにどう対処するかである。
① まずは、免疫力をつけることだ。
そのためには、流行し始めた練習用新型インフルエン
ザの感染を歓迎して、免疫をつけるという考え方がある。
② 学校や病院、ビル建造物など、人がたくさん集まる
建物内のウィルス防疫体制を進めることだ。
そのために、イオン殺菌が有効であれば、その設備を
早急に充実するべきである。
あるいは、窓を開けるくらいの換気能力を高めたり、
湿度管理をしたりという対策を実現できるようにするこ
とだ。
政府は、そのための融資をするべきである。
内需拡大である。
③ 入院体制や火葬体制を整える必要がある。
学校が閉鎖になる状況になったら、直ちに入院施設に
転用できるようにするべきである。
そのためにも、学校等の換気、水周り、防疫体制は急
がなければならない。
④ 医者、看護婦、ヘルパー、教員、公務員など、看護
可能要員が看護活動ができるよう、教育と非常時医療法
を整える必要がある。
そういったことを、迅速に進めてもらいたい。
これは、政治のリーダーシップ課題である。
官僚任せにしないことが肝要である。
パンデミックにお役所仕事は迷惑だからである。
以上、提案する。
立憲女王国・神聖九州やまとの国
梅士 Baishi