吉凶を 占う花か 秋の藪
中村 梅士 Baishi
相島の海岸近い藪の中に、数十年に一度咲く花かと思うよ
うな珍しい花が咲いているのを見つけた。
イネ科か、ランの仲間か、竹の一種か、調べてみたが分か
らない。
植物図鑑をひっくり返してみたが、該当がない。
なんだべ?
調べているうちに、コーヒーがすっかり冷めてしまった。
宇宙人が落とした新品種だろうか・・・。
どう見ても場違いの花だったから。
相島初上陸の山道コースは狸の道を行くようだった。
舗装道路に出ても、視界がない。
その途中に、黒田藩が設置していた遠見所跡があったので、
細い崖路を上った。
ところが、草に覆われた廃墟になっていた。
その藪をかき分け、蜘蛛の巣を祓って石垣をよじ登った。
これは意地である。
よじ登ったが、全く視界がなく、石垣は今にも崩れそうだ
った。
公務員のやる気のなさが現れている。
相島は万葉の時代からの海族の拠点の一つだっただろう。
古墳もあり、続古今の歌も残っている。
続古今和歌集はあまり知られていないが、新古今集を編ん
だ藤原定家の子、藤原為家らによる勅撰和歌集である。
相島に渡ったのだろうか。
為家が亡くなったのは、まさに元寇の役の年であった。
玄界灘の外海に面しているから、志賀島ほど楽には渡れな
いが、だからこそ要塞の島ともなりうる。
島は、いわば歴史のタイムカプセルを遺しているのだ。
その代表が、海の正倉院といわれる沖ノ島である。
相島も、そうした歴史のロマンが感じられる島である。
さて、現代の降魔成道から初転法輪を、映画『夜明けを信
じて』を拝観して、何かしらズシリとくる余韻が残っている。
エル・カンターレ降臨の奇跡の時代だからこそ、イエス・
キリストをはじめとする救世主群の言霊を聴き、宇宙存在の
救世主格からのメッセージを聴くことができる。
しかし、大川隆法総裁でさえも、初期のころは手探りで道
を切り開いてこられたのだ。
仏陀の悟りを疑似体験させていただいているのである。
昨日は映画館を独り占めという状態だったが、その分、百
人分の仕事をしなければならないということでもあろう。
ところが、世の中は軽薄なスマホ族が蔓延っている。
ゾンビのようにさえ感じる。
スマホゾンビの気持ち悪い世の中になったが、お掃除され
るのではないか。
神々はこうしたスマホゾンビの世の中を喜んではいないは
ずである。
便利さは度を過ぎると人を退廃させる。
スマホシステムを破壊する電波天変地異に期待したい。
スマホを捨てて、信仰に目覚めてもらいたいものだ。
日本国独立宣言・神聖九州やまとの国
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