しみ渡る ピアノの音や 雨の中
中村 梅士 Baishi
日暮れにも気が付かないうちに日が暮れた。
一日中雨だったが、一日中家の中だった。
やっと一息ついて、ブランディ―を注ぐ。
心がウキウキするようなことは何もないが、一応、今日の
責任は果たした。
不十分ながら、ほおっと一息つける終点に辿り着いた。
明日は登城日である。
職場に出ても、組織的な仕事は一切しない。
学生という組織の成果をいただいているのだから、感謝は
しなければならないとは思うが、学生は縁であって、商品で
はない。
映画『イップ・マン黎明編』を見た。
ブルース・リーの中国拳法の師匠だということで興味を抱
いたからだ。
話の舞台は日清戦争のころである。
悪魔のような日本軍の蹂躙に苦しんでいる可哀そうなナン
チャイナ人たちが描かれていた。
それから8年の戦いの末に日本に勝ったのだそうだ。
ハリウッドはナンチャイナ映画だから、そうなるのだろう。
そういえば、あのにやけたカンフー映画のなんちゃらとい
う喜劇カンフー俳優がいるが、香港弾圧の支持者なのだそう
である。
武士道とはほど遠い輩のようである。
しかし、返還前の香港はすでに偽物商売の観光地だった。
ただ、英国の影響なのか、上流階級には教養と品があった。
それに、弾圧に屈しない正義感は日本人以上の武士道精神
である。
文明の終わりは、神仏を忘れた唯物論科学の傲慢が引き起
こすものである。
ムー文明も、アトランティス文明も、科学の傲慢が大陸陥
没という神の怒りを買ったのである。
この世の物質は霊的エネルギーに変換すれば、この世的に
は存在しなくなるという科学が分からない無知の結果でもあ
る。
知らないということと、存在しないということはイコール
ではないというのに、それが分からないのが軽薄な「科学」
の正体である。
人間の起源さえも「偶然」に発生し、進化したと言うが、
証明できていないことなのだから、存在しないというのが現
代科学の結論になるはずである。
自己矛盾も甚だしい。
あんたら、存在しないんだよ。
消えろ。
科学者のつもりでいる神も仏もない傲慢な者どもの科学的
な帰結である。
バイバ~イ。
日本国独立宣言・神聖九州やまとの国
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