彼岸花 わが身一つの 置き所
梅士 Baishi
大イベントが終わっての三連休であるが、旅の準備もな
く行き所もない。
読書課題も山積している。
こういうときは、読書の旅に徹するべし。
職場で弾いていたクラシックギターを、女学生が欲し
いと言ったので、「ああ、いいよ」と手渡した。
ヤマハのオールドギターだが、全単板の響きのよいギ
ターである。
学生時代にはなかなか良いギターなど買えないものだ。
自分も長いこと、黒澤の貰い物の合板ギターを愛用し
た。
それも良い音だったが、単板ギターにはかなわなかっ
た。
「ほんとうにいいんですか、わたし大事につかいます」
とうれしそうだった。
女性にもちょうど良いサイズでもある。
楽器としてもうれしかろう。
文化というものは、伝えたくなるものである。
新曲がなかなか練習できていない。
この休みの間、なんとか運指だけでもマスターしたい。
そういえば、楽しんでいたバッハの曲を忘れてしまった。
楽譜を探し出して、思い出そう・・・。
【 パーソナルメディアの成長戦略 】
既存のマスコミを打倒することが、民主主義の正常化
には欠かせないことである。
なにしろ、マスコミこそは、民主主義的統制を受けな
い社会主義的独裁権力だからである。
しかも、これが選挙を支配しているから性質が悪い。
マスコミ崩壊の力学は市場原理から働き始めている。
一つは、マスコミが招いた経済不況による広告収入の
大幅な落ち込みである。
左翼民主党政権を誕生させたのも、マスコミの影響力
によるものである。
もう一つは、マスコミによる情報操作が明るみに出て、
情報源としての信用を失いつつあるということがある。
これに取って代わって、パーソナルメディアがいよい
よ面白くなってきた。
動画番組は、素人でも配信できるようになりつつある。
まだ、本格的な環境は整ってはいないが、近い将来、
高品位のWeb動画番組が家庭のテレビで楽しめるように
なる。
すると、NHKがらみの地上デジタル放送がなくても、
必要なニュースもジャンル別の情報も手に入るようにな
る。
ビデオが見れるようにすれば、時代劇やドラマを放送
局配信番組に頼る必要がなくなる。
NHKを排除した有線放送があれば、さらに便利である。
問題は、どうしたら、パーソナルメディアをビジネス
モデルとして確立できるかである。
リーズナブルと思える収益のメカニズムをどう構築す
るかなのだ。
発展段階として考えるならば、特定人をつなぐ家族メ
ディアとしての市場に対応する工夫であろう。
PCが苦手な高齢者にも仕える環境を提供して、親子を
つなぐメディアというやりかた方法があるだろう。
ソフトとしての価値を持つに至れば、番組IDを販売す
るというビジネスモデルも考えられる。
利用者が増えれば広告メディアとしての価値が生まれ
る。
言論市場の自由化を促進するためにも、Webメディア
利用料の低価格化と普及が望まれるところである。
それこそが、真に世論を反映するものともなるであろ
う。
マスコミによる少数支配の偽装世論を返上したいもの
である。
立憲女王国・神聖九州やまとの国
梅士 Baishi