街道に 馬食う草の 茂りたる
梅士 Baishi
気温13℃、博多上空から低気圧が過ぎて、寒冷前線が押している。
連休も近いという春本番なのに、こんなに肌寒かっただろうか。
冷夏が予想されて、野菜の値段が上がっている。
食べられる雑草の知識があれば、あちこちで春菜つみとしゃれて野
菜を取ってくるのだが、馬のように食べられないのが残念である。
そういえば、我が家のプランターにも雑草が山盛りに繁茂している。
馬の牧場にも春の野菜が次々に繁っているだろう。
うれしそうな馬の笑顔が見える。
春野菜の匂いにも、しあわせを感じていることだろう。
さすれば一度、マヨネーズをかけ、味噌汁にもして食べてみようか。
馬のしあわせが味わえるかもしれない。
五月病というのが信じられないくらい、桜の後の春の香りは、わくわく
としたしあわせにあふれている。
海の下でも、海草たちが若葉を出して、魚たちが産卵を始めている
のだろう。
4月から6月までは、魚の大切な産卵期である。
大分県では、この時期、釣り人はプロもアマも一致して竿を出さない
という。
なんと気持ちの良い国柄であることか。
【倒産時代のダイハード思考】
英会話のジオスが倒産した。
NOVAに続く英語スクールビジネスの倒産である。
デフレ要因によるゆるやかな生徒減が、ゆで蛙のような経営悪化を
招いたようだ。
英語でダメならフランス語やロシア語というのもあるだろうし、英語
料理教室とか、フランス語コスメ教室とか、ロシア語歌声教室とかい
ろんなバリエーションがあったであろう。
まだ倒産していない英語教室があったら、試してみると良い。
「中国ビジネス虎の巻」で知られるアパレルのMade in Chaina OEM
生産のU・F・O㈱も負債総額360億円規模で倒産した。
ここは借金による中国投資が裏目に出たらしい。
引き際をわきまえないで、チャイナで儲けることはできないという証
明の一つであったろう。
いつでも引き上げるためには、借金で投資するなど、もってのほかで
ある。
いずれにしても、不況の影響だということで押し流される藻屑のよう
に見られるのであろう。
しかし、不況というより、マーケットの変化に対応しなかった結果とい
うべきであろう。
機を見るに敏であれということだが、不況期には特に危機管理は欠
かせない。
手堅い商売か、新しい商売の時代ということかもしれない。
さて、就職難、転職難、高齢者失業時代にあたって、職人教育、行商
やネットビジネスの教育が必要である。
安く売れる家具職人、靴職人、帽子職人、修理大工、いろんな職人
技を研究する必要がありそうである。
就職難の試練が、新しい繁栄を生み出す成長点というべきであろう。
試練とは楽しむものだ。
ダイハードでがんばろう。
簡単にくたばってなるものか!
立憲女王国・神聖九州やまとの国
梅士 Baishi
帝国データバンク倒産情報・・・ http://www.tdb.co.jp/tosan/jouhou.html