今宵しも 梅の花道 お通りし
馬糞 Bafun
連載読書「坂の上の雲」は、日露戦争の真っ只中にあ
る。
学生の就職活動不振に業を煮やして、「二月決戦、日
露戦争をやれ!」と檄を飛ばした。
このところ、悪役がつづく。
せめてクロムウェルをイメージしたいが、詰め腹を切
らされる「元秘書」のようかもしれない。
どちらにしても、悪役は気分が悪い。
デスクを閉店して浮かない気分で帰路につく。
ねぐらが近づいた頃、ああ、今夜も梅の花道である。
頭kasira を天に向けて花道を下る。
最後によいことがあるのはありがたい。
【 仕事の本質 】
大川隆法著に『仕事と愛』(幸福の科学出版刊)とい
う名著がある。
以来、仕事は愛なりという格言をいただいている。
現代に求められているキーワードの一つである。
職場のデスクに何冊かの大川隆法著作が混じっている。
積み上げた本がバサッと落ちたとき、「あー、大川隆
法だ~」と多少からかい気味に声が上がった。
『超・絶対健康法』だった。
地下から清水が湧き出るように、大川隆法の名著が染
み出してくるのは自然の成り行きだ。
「君、サルトルなんてやっている場合じゃないでしょ」
「掃除力」という本が話題だった頃があったが、掃除
に対する姿勢をみれば、その人の仕事観がみえる。
掃除は、ホスピタリティーである。
仕事の本質は、サービスだと思う。
サービスとは、おもてなしであり、思いやりであり、
愛である。
「あなたが掃除をするといやみだから、若手に任せて
ください」というが、若手は知らぬふりである。
「いや、私もついこのあいだ30を過ぎたばかりです
から」。
仕事の本質は愛である。
サービスは言われてするものではない。
仕事力は、やはり掃除に対する姿勢でわかる。
人事考課の重要な指標であると思う。
立憲女王国・神聖九州やまとの国
梅士 Baishi