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+ 花吹雪・・・ 人生目的(使命)の永遠性について

2008年04月16日 22時18分17秒 | 立憲女王国・神聖・九州やまとの国

 

 

 

 

 しんしんと 花雪の降る 朝になり

 
  
馬糞 Bafun

 

 

 

 

 

 

 風もなく、一斉に花雪が舞い散っていた。

 花とは、散るべきときにはそのように散るものかという新たな感

慨があった。

 

 

 散りぬべき 時知りてこそ 世の中の

 花も花なれ 人も人なれ

 

 

 

  細川ガラシャ辞世の歌とされているが、

 武士の思いとして歌い継がれていたのかも知れない。

 武家の作法として、その歌が選ばれたのではないか。

 戦国武将の思いが去来する歌である。

 

 

  

 

 

 

人生と使命


 人生には目的がある。

 だからこそ、人生は一冊の問題集なのだ。

 目的なき人生はない。

 

 その目的とは、私利私欲ではない。

 

 死んでも悔いなしというほどの、感謝報恩の思いがある。

 愛ゆえに感じる危機感や義憤が、決死の使命を生むことがある。


 あるいは、感動的共感であったり、

  さらには、救済への熱い思いや、

 慈悲の思いに発する偉大な使命もあるであろう。

 

 こうした、人生の使命には終わりと言うことがない。

 

 その思いに私利私欲がないならば、いかなる試練であっても、

なさねばならないのが使命である。

 

 使命が普遍的であればあるほど、その方法は多様である。

 散るときがあるのは、その方法が目的合理性を失う、タイムリミット

を迎えたときである。

 

 

 

 

使命を支える存在論


 存在とは、究極の普遍的な目的に連鎖する無限の目的(使命)を

理念(魂)とし、方法としての意思行動を現象(肉体)とする。

 

 「色即是空 空即是色」というように、達成された目的は、次の高次

の目的への手段として連鎖してゆく。

 達成を目指した目的(使命)には、新たなミッション(使命)が内包

されているのである。


 

 即ち、存在とは目的方法の連鎖による、無限のかなたへの発展運

動である。

 

 存在とは無限の発展的運動であるから、そこに終わりと言う概念

がない。

 故に、存在とは永遠である。

 究極普遍の目的法則の下に調和しているというべきであろう。

 

 肉体に死があっても、魂には死がないように、

 存在は変化でこそあれ、終わりがない。

 

 

 

 故に青年よ、使命の純粋を保つべく、日々にその私利私欲を点検

反省せよ。

 しからば、何を恐れることがあろうか。

 

 仮に身は滅ぼうとも、

 魂は永遠である。

 転生輪廻の目的連鎖の中に生かされているのである。 

 

 春は憂鬱なのではない。

 春とは、爛漫である。

 

                          梅士 Baishi 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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