秋津島 やまとの国の 聖夜かな
馬糞 Bafun
天皇陛下のご生誕を心よりお喜び申し上げます。
平成19年12月23日 日本国民 那苑馬糞
【聖夜に振り返る2007年】
本日は、やまとの国の伝統的権威であり、日本国民統合の象徴
である天皇陛下のご生誕祝賀の日である。
まさに、平成やまとの国の聖夜として、そのご健康をお慶びもう
しあげたい。
この一年を振り返る意味でも、天皇陛下の誕生日は意義深い。
一年を象徴する漢字として、「偽」があげられた。
私としては、「潜」という字を宛てたい。
見えないところで種が仕込まれ、告発され、準備された一年だっ
たと思うからである。
【官僚社会主義解体から行政民営化へ】
安部内閣の贈りものとして「国民投票法」が成立した。
憲法改正が正式に準備されたことの意義は画期的である。
その安部政権は、官僚の潜在的なリーク攻撃にさらされ、「政治
と金の汚い関係」をことさらに仕組まれたのである。
保険庁のダニ体質は官僚の腐敗であったろうに、それさえもが、
自民党政治の責任に置き換えられて参院選の惨敗に至ったのだ
から、一体どうなっているのだろうかと思う。
なぜ、厳罰を持って保険庁公務員を断罪し処断しなかったのか。
断罪の上、始末を民間企業に委託するという方法をとれば、
むしろ内閣支持率は磐石となったであろう。
この点において、多くの国民は納得できなかった。
【内閣の人事権限を強化せよ】
確かに内閣は行政府の責任機関であるが、責任の前提にある
べき人事権限がなきに等しいことに問題がある。
公務員が、公務員法で制度的に擁護されているからである。
もう一つは国会答弁に見るように、情報と政策作りを官僚に依
存しているからである。
この構造を変えない限り、行政官僚への民主的統制機関であ
るはずの内閣は機能しない。
そのためには、まず、公務員法を改正して、解雇の人事権限を
内閣が掌握することである。
もう一つは、情報・政策ブレーンを官僚ではなく、アメリカのよう
に、内閣と命運をともにする非官僚組織とすることである。
【ねじれ国会の意味するもの】
こうした構造改革の遅れが、ねじれ国会という厄介な問題に展
開した。
「ねじれ国会」は憲法の想定内の事態であり、問題はないはず
だが、実際の国会運営では政治の著しい停滞を招いてしまう。
十分に審議を尽くすことは大切だが、限度がある。
政治効率を無視した審議は許されない。
国会の審議手続きと議決の効率化を制度的に工夫しなければ
ならない。
二院制に代わる一院二選挙制を憲法改正案として準備すべき
であるが、当面は国会運営法の改正で早急に対処すべき課題で
ある。
しからざれば、強行に衆議院で効率よく案件を処理する必要が
ある。
ねじれてはいるが、衆議院は与党が三分の二の議席を持って
いるのだ。
その強みは最大限に発揮すべきことである。
【企業は経営モラルを反省せよ】
「偽」という字をもたらした一連の食品偽装問題が意味するもの
は、社員を大事にしない企業が内部告発で消費者よりも利益を
優先する体質を暴露されたことにある。
食品企業は、あまりに安いパート労働を強制してきた。
その罪は、今後さらに問われることになるだろう。
生活の成り立たない雇用形態は、許されるべきではない。
もう一つ見落とせない問題は、食品を無駄にして捨てることの罪
である。
消費期限切れということで、食品を廃棄することは、今後見直さ
れなければなるまい。
命を粗末にすることであり、食料自給率40%という日本がする
べきことでもないからである。
2007年の問題提起を見逃してはならない。
J.D.Subunroco.
2007年の出来事
⇒ http://www.maitown.com/soft/nannohi/cam2007.html#february
天皇誕生日(天皇陛下談話)
⇒ http://www.kunaicho.go.jp/kisyakaiken/kisyakaiken-h19.html
2005年リバイバル(九州やまとの国建設運動)
⇒ http://blog.goo.ne.jp/fds31/e/4b8de1ec87e2a773ca0e200a2dd4d6fe