シベリアの 凍土の風は 漂流し
馬糞 Bafun
切れた電線が風に揺られて時々スパークするように咳が出る。
ネット通販の家電店から、定価の半額以下の1万円でシャープ
のハイブリット加湿器を購入、枕元にセットして、にんまりとして寝た。
ああ、何と言う快適!
両生類の鼻粘膜が久しぶりにすやすやと眠った。
What the 20th-21th. What the America?
夏は原爆、冬はシベリア抑留・・・
原爆二世とシベリア二世を兼ねているのだなあと思う。
20世紀は、戦争の世紀であった。
民族の戦争、交通戦争・・・
どれも、この時代ならではの悲劇だった。
わずか、2000年ほどの「民族の伝統と誇り」を引っさげて、雌雄
を決しようとした。
建国2000年と200年、黄色人種と白色人種、アジア人と欧米人、
中小企業国家と大企業国家・・・。
その主将戦が太平洋戦争だった。
それにしても、日本が戦ったアメリカというのは、一体何なのか。
民族を離れて国が成り立つのか。
アメリカは「新天地」として始まった。
信仰の自由を求めてきたピューリタンに始まったが、
黒人奴隷と大土地を支配する荒くれの支配階級が生まれた。
さらには、ヨーロッパから、アジアから、貧困からの脱出と開拓
の夢にひかれてさまざまな人種が移民してきた。
移民による国づくりという実験場、それがアメリカなのか。
これを指導する神はミカエル。
ルターを介して宗教革命を指導した神でもある。
清教徒が建てた国アメリカには責任がある。
そして、新天地に夢を描く、「自由」と「解放」の神というべきか。
古いことながら、高度の科学文明を引っさげて地球に移民して
きたマゼラン族の長でもある。
イスラエルという国もまた、パレスチナを乗っ取った移民の国で
あり、ミカエルとの縁も深い。
アメリカは、あれよあれよという間に、産業革命の成果と軍事科
学技術を発展させて世界の覇権を確立した。
黒人奴隷を含む移民と科学技術と資本を集めたアメリカの文明
実験を経て、21世紀が始まった。
新天地における民族の実験場から何を学ぶべきなのか。
多民族を一つにまとめてきたのは、「移民」というアイデンティティ
ではなかったか。
しかし、移民の有効期限はそれほど長くは続かないだろう。
アメリカの覇権は続くが、新文明の標準とはならないであろう。
力の論理は長くは続かない。
信仰なくしては、国家は長続きしないものである。
しかし、民族神同士は、力の論理によってその覇権を競ってきた。
21世紀は、戦争という力の論理によらない国際統治が求められ
ている。
即ち、さまざまな民族神を統合する地球神が求められているの
である。
その鍵が、この日本にある。
その鍵を探すべきである。
J.D.Subunroco.
2005年リバイバル(教育者・教育機関適格)
⇒ http://blog.goo.ne.jp/fds31/e/a2863bd6f76dd78ffc99cef3e46600d5