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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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真心は人の心の中に残るもの…長崎~東京~函館~北斗市

2008年01月31日 20時37分50秒 | Weblog
今朝の朝日新聞「天声人語」のコラムに、教員だった渡部成俊さんは、ガンを患い寿命を知ってから、自分の残り時間の全てを「未来」奉げると決意し、小中学校で「いのちの授業」を行ってきたそうです。今月13日に力尽きたそうですが、奥様は「身体はほろびても、心の隅に残った言葉がこども支える」と語っていた記事が載っていました。

真心を人の心の中に残そうにも、残すための資源がなければなりません。
天声人語のコラムを読んで渡部教諭は、子供たちの心の中に残せるだけの資源を積んでいたのでしょう。多くを学んでも、その学びを生かしてこそ価値があり、活かさずしては、ただの自己満足に終わってしまうのでしょうか。

勉強好きで本を読んだり、様々なものを見聞きしている人の中でも、単に自己満足だけで日々を過ごしているも多くいます。其々の生き方や人生価値観が異なるので、そのような人がいても構わないのですが、その人の身体がほろびた時、その存在が消滅する時間も極めて早いのでだと言われます。多くの見聞きして得た学んだ事を自分のため、人のためにどのようにして生かすかを意識してみたいものです。

得た知識を押し付けようとしても、真心が無ければ受け入れられないのです。
得た知識を理論だけで喋っても伝わらず、身を挺して真心で伝える工夫が必要でしょう。
特に学んだ事を金儲けにをしようと言う魂胆があれば、人の心に残り難いと言われます。
渡部教諭は、自分の生命の限りを燃やしながら子供たちに伝えたのでしょう。
人前に立つ機会が多い自分も、このコラムを読んで、省みる部分が多々思い立ちます。

同じコラムの中に「炬燵弁慶」の話が書いていありました。こたつの中では元気でも外に出ると寒さのために、とたんに意気地がなくなる人の事を言うのだそうです。
寒さは身体が硬くなって動きが鈍くなるのは道理かもしれません。
今朝の長崎空港はプラス10℃でしたが、地元の人は寒い、寒いと…
夕方に着いた函館はマイナス6℃です。
気温は16℃も違っても寒い事に変わりはありません。

写真は今朝、長崎空港の前で撮ったものですが、カメラのシャッターを切ってくれたのが何と運転して来たリムジンバスの運転手さんです。バスから降りて写真を撮ろうとしたら走って来て「あなたも写りなさいと」景色よりも彼の笑顔がいつまでも心に残るようです。

今日は長崎から帰社して、温暖地で必要な部材開発のためメーカーさんの役員さんに来社して戴き、早速、具体的な打ち合わせを行ないました。
明日は経済産業省との意見交換会を終了後、札幌に移動です。
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