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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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静と動…長崎港~上五島~長崎

2008年01月30日 20時50分08秒 | Weblog
陸が穏やかでも冬の日本海は、荒れていて大きな波が激しく押し寄せてきます。
波に負けないで進もうとする船のエンジンが、イビキと歯軋りが一緒になったような轟音となり、その中にひたすら身を委ねる事になります。
このような轟音の中でも静寂となったような一瞬があります。船が波の背の真上に乗った瞬間なのでしょう。次の瞬間には谷間に墜落するように波の中に突っ込んで行きます。

動いているもは、必ず止まる時がやってきます。
動いているからこそ、止まる事ができるのか。
止まっているからこそ、動く事に意義があるのか。
息づくものに静と動は必ず交互にやってくるのが道理なのでしょう。

心臓は絶えず動いているように見えますが、膨らんだ瞬間と縮んだ瞬間の一瞬、停止しているのです。そのように生命を維持し続ける心臓も、いつかは完全に停止する時期も必ず来るのでしょう。

白は静…黒が動か…
真っ白があるから、グレーがあり、黒が出来、彩色を施す事が可能です。
真っ黒の素地には、そもそも真っ黒の色づけが出来ません。
色の付いた素地では選択肢が狭くなると言う事でしょうか。

人の生命は静と動の繰り返しで継続しています。
企業の生命は、その人のコントラストで息づいているのしょうか。
波の天辺に乗った静寂の瞬間、次の轟音が鳴り響きます。
静寂と轟音は、辛さの次に来る平穏を暗示しているような気がします。

写真は今日、訪問した五島列島の上五島、㈱中村興産、社長室で撮りました。
左が社長の中村繁男さん、右がファース工務店、出口工務店代表、出口芳近さんです。
中村社長は上五島財界のオピニオンリーダーですが、寝ずして仕事に打ち込んだり、完全休暇で海外旅行を決行したり、行動に濃淡があります。
出口さんも朴訥な人柄に自分と仕事に対する厳しさを包含しています。

日本海の波、中村社長経営行動、出口さんの人柄に触れ、今日のブログとなりました。
明日は北海道北斗市の本社に帰社します。
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