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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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試す事で得る情報…北斗市

2008年01月04日 17時47分17秒 | Weblog
「行動なくして成果なし」と言うのが私が信条です。
「思っている、考えている」と言うだけなら時間は、どんどんと過ぎ去って行きます。
他人に影響を与えずに行動が出来る事は何だろう、このように思案すると、思いつく行動と言うのがかなり見えてくるものです。出かけてみる、聴いていみる、食べてみる、触ってみる、嗅いでみるなど、行動の方法はいくらでもあるものです。

昨年の年末、東京からの飛行機移動で機内は帰省客がいっぱいでした。
一人を抱き、一人の手を引いた母親がいて、ヨチヨチ歩きの2歳くらいの子供を抱っこしてあげようと思ったら思いっ切り泣かれてしまいました。通路を挟んだ同じ列についたのですが、着席してから安心したのでしょうか、こっちを何回も見ながら笑顔を作るようになり、飛行機を降りる時は、手を差し伸べたら伸び上がるように抱きついてきました。

純真な子供には、思いだけでなく、子供の心理的な状況を察する事が必要なんですね。
小さな子供と心触れ合う事が出来れば、気持ちがとても癒されるものです。
次に子供を抱き上げる機会があった時、状況を見極めるコツを掴めた気がします。
失敗は成功のもとと言いますからね…

写真は、先ほど撮ったものですが、会社の敷地内に作った断熱の実験ブースで、建物の断熱性能試験をしているところです。
断熱材の断熱性能は、その熱伝導率と厚さが判れば簡単な計算で算出します。
ところが断熱材の種類によっては、最も得意な温度域と言うのがあります。
これは実際の熱環境で行うのが最も正確な性能を実測できます。
温度域によっては、計算での数値より、はるかに良かったり、悪かったりのデータが得られます。

今年の夏場は野外の高温域での試験を行いました。
ここ北斗市は、昨年末から低温域の天気が続いており、絶好の試験日和です。
今日も先ほどはマイナス3℃、夜は6℃にまで気温が下がります。
同じ樹脂断熱材でも、気泡に閉じ込めたガスは、低温域に強いもの、高温域に強いものなど種類によって異なります。
種類の異なる封入ガスを使用した断熱材のブースを作り、全く同じ環境で実験をしています。
この実験や研究がとても面白いのですが…

このように誰も行わないような実験ブースでは、想定を超える副産物的な結果が見えてくるものです。
23年前に日本初のオール電化専用工法、ファース工法もこのようにして誕生しました。
データの向こうに、誰も知らない何かが見えて来そうですが…
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