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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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願望は満たせても欲望は満たせない…北斗市

2008年01月08日 18時15分21秒 | Weblog
夢を持ち、希望を持って日々過ごせば、その願望を満たす事がいずれ来る事でしょう。
この願望のない人は、楽しく明るい日々を過ごす事そのものが難しいのです。
庭付きの家を持ちたい、ワンボックスカーを持ちたい、海外旅行に行きたい、別荘を持ちたいなど、人それぞれの願望は異なりますが、願望があるからこそ困難な状況にも耐え得るのでしょう。

願望と欲望とは本質が異なると言う事です。
人の欲望とは次々と沸き上がってきて、とどまるところがありません。
金銭欲は、ひたすらお金をためる事に執着し、死ぬまでお金を溜め込んで、その札束を枕に死んで行き、遺族に財産相続の紛争まで置いて行きます。
権力欲は、人を支配する権力に執着し、他人の立場をかえり見えなくなり、持った権力と同じ量の怨念を人々に与える事になるのでは…

願望を持ち続ける事は、人々をダイナミックに前進させる原動力になるのだと思います。
欲望を持ち続ける事は、人々を踏み台にして不幸にしてしまい、多くの怨念をつくり上げることから、自らの幸せを摘み取る要因となりそうです。
正月に読んだ本に「願望は満たせても、欲望は満たせない」と言うコラムがありました。

このコラムを読んで自分自身も、欲望と願望がごっちゃになっている事に気付きました。
願望は深く大きく、欲望は節度があると言う事なのでしょう。
もっとも政治家などは、権力欲がなければ厳しい環境に自らを晒す出す事など出来なような気も致します。握った権力に人々を幸せにするための志(こころざし)が包含させた立派な政治家もたくさん存在します。

写真は姫路城ですが戦国時代に建築されました。
この姫路城は、溜め息の漏れるような壮大な建築物ですが、石積み削り跡、魔術のような木組みの裏側に多くの人々の知恵と工夫、更に血と涙も染み込んでいるようにも思われます。
600年前に赤松貞範と言う武士によって築城された言いますが、この城の建立により、この地域の政情が平定された言います。

政界も、住宅業界も、欲望のかぎりをつくしての無意味な罵り合いをするのではなく、国民と幸せと、住む人の健康を包む事に願望をかけたいものです。
雪が降ったりやんだりの北斗市でしたが、明日も本社にとどまります。
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