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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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好奇心を失えば成長も停止する…北斗市~函館~羽田空港~宮崎

2007年06月26日 21時49分47秒 | Weblog
乳児が幼児に成長する過程を見ていますと、日々の成長が確実に解ります。
目の前に現れるものの全てが生まれて初めて見るものなのでしょう。
場面、場面でのその好奇な表情はまさに為り行く展開を吸収しているようです。
一年で歩行が出来、2年で生活風習が会得出来、3年で言葉を話し、4年で自己主張をしながら確実に人格が形成して行くのが解ります。目覚ましい成長です。

子供の成長は、幼稚園、小学校までは急成長するのですが、中学校に入るとその成長の勢いが鈍り、高校に入ると極端にその成長の角度が平坦に近づくと言います。
更に年齢を重ねると好奇心がしだいに希薄になってくるからでしょう。
一度、見たもの、聞いたもの、経験したものに興味を持たなくなるのでしょうか。
人は、見たもの、聞いたもので観念がインプットされ深層を探ろうとしなくなるのです。

つまり好奇心が希薄になれば成長は確実に停滞します。
何故?…どうして?…何処へ?…どうなるの?…向こうは?…この裏は?…このようにどんな事にも「何故?」の好奇心を持つ事で自分の行動を促すのです。
好奇心が、行動を促し、その行動で疑問を解決したり、更なる疑問を大きくしたり、失敗をして驚いたりで人は成長して行くのでしょう。

仕事の出来ない人の言い草は…「でも、そのよう行っていますよ」「でも、それはやってみましたよ」「はい、いつもそのように考えています」「でも、私には時間がありません」「しかし、誰も協力してくれません」「でも、誰かが邪魔をするんです」「でも、今は時代が違います」…出来ない理屈はいくらでもあるものです。
情報に好奇心を持つ事で、この出来ない理屈を氷解させる事が必ず出来るのです。

今日は南国宮崎に来て、宮崎県の工務店さんを対象に工務店経営者セミナーで講演でした。
写真は予想外でしたが、私達の仲間達がセミナーに参加してくれました。
向って右から宮崎市内のファース工務店社長、岩切辰夫さん、私の隣りから都城市のファース工務店社長、清水賢一郎さん、宮崎市内のファース工務店社長、大塚信夫さん、そして清水社長さんの社員さんで宮原和博さん、左端がファース販売代理店、ミツワ産業専務の本 芳博さん、前が清水さんの大工さんで野崎国春さんとレディスカーペンター(女性大工さん)の盛岡順子さんです。
この方々は、好奇心旺盛の方々ばかりで、これからまだまだ成長することでしょう。

地域の工務店経営は、ハウスメーカーに出来ない、ただ当たり前の事を粛々と行う事で差別が図れるものです。しかし、その当たり前の事が置き忘れて、わざわざ受注戦争に突入しているようなものです。何も好戦的になる事はありません。
忘れていた事、当たり前の事の情報の中に次世代工務店の大きな知恵が埋まっているのです。

今日の函館の朝は18度、東京が26度、宮崎が32度、湿度80%でした。
このような温暖地の方が、寒冷地よりはるかに家づくりが難しいのです。
今夜も質問メールが4通来ており、これから回答作業に…明日は熊本へ…
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