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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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故郷は人の心の中にあるもの…北斗市

2007年06月10日 16時08分26秒 | Weblog
NHKの大河ドラマ「風林火山」の山本勘助が、故郷を追われ、流浪の旅路の果てで感じた、「故郷」その在り方に感銘を受けました。
故郷とは、自分をひたすら愛してくれて逝った妻であり、自分が心から尊敬する城主であり、自分の思いを寄せる慕う人であったりと、決して特定の場所が故郷だけではなく、自分の心の中に潜めてる「人」の存在だと言う事です。

ダム湖の湖底深く沈んだ故郷を持つ人々も、そこで織り為った人々が故郷の背景とラップして、自分の心の中に蘇るのでしょう。
田んぼの真ん中で生まれた故郷が、開発が進んで今や膨大な商業施設になった場所もあります。逆に多くの人々で賑わった炭鉱の街は、今は廃れて当時の面影すら無くなった故郷を持つ人もいるのでしょう。

しかし故郷は、場所ではないのです。
故郷は「心に宿る人の存在だ」と言う、山本勘助の言葉が印象的です。
人には、いつでも帰れて、包容してる故郷があればこそ頑張れるのです。
都会生まれの都会育ちの方が「私に故郷が無い」と言う人もいます。しかし、故郷は場所でなく「人」なのだとしたら誰にも素晴しい故郷を持つ事が出来るのでしょう。

自分が今、ここでこのように暮らしていると言う事は、故郷が存在するからなのです。
つまり、自分を育み、慈しんでくれた人々がいるからこそ、今、自分が此処にいるのです。
我々には、いつでも受け入れてくれる「人」と言う故郷があるのです。
故郷を大切にすると言う事は、すなわち、人を大切にする事に他ならないのでしょう。

今日は日曜日、自分の執務室でコラムの執筆を行っていました。
今日の相談メールに、自分には故郷がないので、私(フクチ)の事が羨ましいと言う内容でした。
先週、日曜日のドラマを思い浮かべ、今日のブログテーマとなりました。
写真は近くの池で撮ったものですが、今日の北斗市は本当に爽やかで快適な天気です。
明日は蒸し暑い備前岡山へ…

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