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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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死域を辿れば人生観が大きく変わる…北斗市~函館~札幌

2007年06月06日 19時52分49秒 | Weblog
人が死するギリギリのところまで瀕し、そこから蘇った事を経験する人は、世間にどれほど存在するでしょうか。
死の世界のギリギリの境界線まで言って来る事を死域に達するとでも言うのでしょう。
僧侶の厳しい修行は、まさに死域に達するまで自分を追い込んで悟りを開くのだと言う。

「身命を持って償う」とは、先般、自分の生命を代償にした大臣の遺書にあった言葉です。
死域を辿ると言う事は、身命を持って難関に立ち向いつつも、現世へ蘇る事が前提です。
人生は闘いだと言い切る人もおりますが、死域とはまさに命を賭けて闘う事なのでしょう。
「事」を完全に成し遂げるためには、死域に達するほどの「全身全霊」をかけて取り組まなければなりません。

ベテランの経営者で成功を収めている方の多くが、この死域を経験していると言います。
死域とは、立ちはだかった大きな困難の壁を取り払うため、無我夢中で闘い続け、自分が生きているのか、死んでいるのかも判断出来ないような修羅場に達した事なのです。
死域を突破出来ずに、現世から本当に消え去る人もいます。
人をまとめ、無いものを生み出し、多大な社会貢献をするには、死域に達するくらいの壮絶な闘いが必要なのでしょう。

病気を患って死域に達した経営者も、その復帰後の人生観が全く異なったものになります。
つまり、死域に達すると言う事は、もう一回、人が生まれ変わる事なのでしょう。
死域に達する以前は思いも寄らなかった、思い切った行動が出来るようになります。
以前は考えもつかなかったアイデアが創造され、それが具現化出来るようになります。

写真は今日6日、久々に訪問した札幌の㈱サンケイ・リードの社屋の前で撮りました。
私の隣の女性は、サンケイ・グループの代表取締役社長で渡邊啓子さんです。
渡邊社長は数年前に大病を患って、まさに死域に達した経験をお持ちです。
私は渡邊さんと長いお付き合いなので大病を患う前とその後を知っていますが、若い人や関係者を心情で包み込む包容力が数倍にも膨らんでいます。
全身から穏やかなオーラが発しています。

私の左隣が、分社したサンケイ建匠㈱に若くして社長に抜擢された、湯浅岳雄さん、左端が設計担当の妻野貴幸さん、右端がお客様担当の入山俊也さんです。
この若い経営者に注ぎ込む愛情は、渡邊社長の死域に達した経験が織り成しているのでしょう。
悪天候の予報でしたが大きく外れ、とても良い天気でした。
明日は帯広に移動を…
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