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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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捨てるものと捨ててはいけないもの…北斗市~函館~関西空港~奈良

2007年03月24日 21時12分17秒 | Weblog
捨てる基準は、1にもったいないもの。2に過去の栄光。3にこれから必要になるかなと思うもの。4に現在のレベルを下げるもの。これは倫理法人会が活用している倫理研究所が発行の冊子「職場の教養」に記載されている記述です。

この「職場の教養」には、過去へのしがらみ、人からの評価、将来への不安などを綺麗さっぱりと捨て去り、ありのままの自分を見つめよう…とあります。
現在のありのままの自分って自分自身では中々掌握できていないものです。
過去に自分が果たした栄光があるとするならば、その評価は他人がするもので、自分の中に引きずるのであれば、さっぱりと捨てきる事が大切なのでしょう。

関西地域の県知事選挙で「もったいない」を旗印にした方が選挙戦を勝ち抜きました。
もったいないは、日本人の美徳なのでしょう、と言う事です。もったいない、もったいない、と言う美徳に取り付かれ、普段使用しないものを次々に溜め込んで行くと、いざ必要と言う事態に埋もれてしまって使えず、また新しいもの買い揃え、それもまた、もったいないので捨てずに溜め込みます。もったいないも、場合によっては悪循環に…

自分が行った過去の栄光は他人がどのように評価するかにかかっています。
自分の過去の栄光は現在の栄光ではありません。過去の栄光にすがっていてはこれからの可能性を摘んでしまう事になるのでしょう。しかし、過去があるからこそ現在の自分が存在します。

過去を捨てる…この職場の教養を読んで、ことさら昔の自分の姿が浮かび出ます。過去に何の栄光もありませんが受けた義理や人情などがいっぱいあります。
18歳頃の時代ですが、昼間がトビ職で、夜が流しのギター弾きと言う時代がありました。あの時代に自分を支えてくれた方々の多くは、男も女もヤクザものと言われ、今では暴力団と呼ばれる任侠界の方々でした。

暴力団と任侠とは似て非なるもの…トビの親方も、仲間も、飯場のオバサンも、あの人達がくれた恩情を捨てたら、自分自身の魂を捨てた事になるのでしょう。
人には捨てるべきもの、そして絶対に捨ててはいけないものあるのです。

写真は関西空港行きの飛行機に乗り組む際の搭乗口で、今日も全日空の地上係員、金田さんの優しい笑顔に送られて飛び立って来ました。この笑顔は永遠に捨てる事はないでしょう。
「笑顔は捨てない」をテーマに飛行機の中でこのブログを記述し、小雨が降り出した奈良のホテルに着いてからアップです。
明日は奈良市内でユーザー向けセミナーで講演を…
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