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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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自分自身を幸福に出来なけば誰もを幸福に出来ない…北斗市~函館~札幌

2007年03月20日 20時52分11秒 | Weblog
会社のために一心に働く…家族のために一心に頑張る…恋人のために懸命に心を配る…
このように、多くの方々が自分の行動を、誰それのためにと、理由付けをしています。
一見、社員は会社のため、家族のためにに働いている…社長は社員のため、社会貢献をするために働いているように見えますが、突き詰めれば自分自身のために働いているのです。

ある通夜に参加しましたが、故人の亡くなり方がうつ病による自虐的なものでした。
うつ病にかかるのも自分の人生をポジティブに描く事が出来なくなる事がきっかけとなるようです。自分を取り巻く環境の全てが閉鎖的に思え、人生が袋小路に嵌ったような錯覚を起してしまい、死んでしまった方が幸福になれると判断するのでしょう。

人は生きている限り、様々な人々を幸せにする動機付けを与える可能性を潜在しています。
それには、自分自身が常に精神的な幸福感を維持している事が条件となりるのでしょう。どんな状況下にあっても自分がこの世で一番幸福なんだと思い知らせて行く必要があるのでしょう。しかし、自分の幸福は、人の不幸の上に成立するものでは決してありません。
他人を幸福にした分だけ、自分が幸せになるのでしょう。つまり、誰のために頑張るのではなく、自分のために頑張っているのです。

調停委員として行う家庭裁判所での離婚調停では、当事者が一方的に相手側への言い分を捲し立てます。
相手側にもまたそれ以上の言い分があるのです。自分だけが虐げられていると錯覚を起しているのです。自分が虐げられていると思う分、相手も同じ心境にいます。
相手の気持ちを察してあげようと思った瞬間に一気に問題が解決するものです。

自分を大切にする事と、自己中心とは全く意味合いが異なります。自己中心は他人を見えていない自己主義者で、自分を大切にしていない象徴とも言えるでしょう。
自殺行為は、人生における最も短絡的な選択肢だと言えます。その行為に走る時は既に、自分が自分としてのアイデンティテーを失っているのでしょう。
賢者は常に物事を建設的に捉え行動します。このブログを読んでる貴方はきっと賢者だ!

このブログを書きながら自分自身を鳥瞰的に観る事が出来ました。
自分のアイデンティテーとは…近くに存在する方々に幸福感を与えられない自分…
決して自分が賢者ではない事を痛感…

写真は今日、訪問した札幌ファース会会長の桧山建設綜業株式会社、住宅企画お客様担当で桧山社長のご子息、桧山俊介君です。将来を担う俊介君ですが、自分のアイデンティテーをしっかり自覚しておられ、彼は賢者です。
明日は道東へ移動…
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