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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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高学歴ほど言い訳の天才に?…北斗市~函館~札幌

2007年03月06日 20時06分26秒 | Weblog
○を□に見えるように説得して論破出来る事をディベートと言います。
いつしかカルト教団の広報担当であった上祐氏の事を「アー言えば、こう言う」を「アー言えば上祐」と形容した事があります。
彼はディベートの達人と言われましたが実に巧みな話術で理屈を組み立てようとしました。しかし、彼が放った理屈は大嘘だった…

真実を語るには話術を必要としません。事実をそのままに語れば良いのです。
日本の大学などは、高等教育を受けさせて、言い訳の上手な人間をつくる学校と揶揄する人もいるくらいです。確かに私の周りにも中卒者では口の上手な人は少ないようです。

ファース工務店さんの経営者には、饒舌になってはいけないといつも話しております。
家を売りたいがために次々と自分の工務店が良いのだと言っても全く説得力がありません。
家づくりにおける自信に裏付けされた風格が謙虚さになった時、口で説得する必要はなく、顔の表情や行動でお客様がついてくるものです。

口で説得する住宅営業で家づくりを行ない、不具合が生じた時は、やはり口で言い逃れする事になります。一方、行動での営業活動は行動で不具合を解決するものです。
工務店経営者に営業費をかかればけるほど、説得営業になり、竣工後の不具合対応も説得対応となり、クレームを助長する事になります。

本当の天才は言い訳をしません。並みの秀才は言い訳の天才とも言われます。
問題や不具合が生じた時の当事者が、相手に対して心より「申し訳ない!」と言う気持ちを伝えれば、相手も人間、自然に問題が解決の方向に向くものです。
高学歴になればなるほど、不具合を「素直に謝る」と言う行動が出来難くなると言います。

学問を習得し、情報分析を的確に行い、人の話がよく聞けて、他人の気持ちになれる人格を身につけるのは、必ずしも有名な大学を卒業しなくとも為す事が出来ます。
言い訳の仕方を教える学校は無い方がいいのかも知れません。
学問や情報は学校に行かなくとも充分に取得出来ると思います。

写真は松下電工、住建本部の営業グループ主事、素野広さんです。
素野さんとは既に十数年来のお付き合いです。
素野さんには理屈でなく実務のエアコン冷凍サイクルなどを指南して戴いた頃があります。

今日は札幌で高学歴ばかりの若手技術者勉強会で中卒の私が講義を行いました。
まだ、声が半分しかでないのですが明日は九州長崎へ…
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