アメリカン・インディアンのお話

昨夜は比叡山宗教サミットに出られた、デニス・バンクスさんのお話や歌を拝聴できました。

デニスさんはアニシナベ族でアメリカン・インディアン・ムーブメントのリーダーで世界中を訪問されてます。


いくつか心にピンときたフレーズがありましたのを紹介します。


◎アメリカには年長者を敬う習慣は無いが、インディアンは年長者を敬います。そして若い世代もそのことを継承していきます。
若い世代と年長者が一緒の時間を過ごさないと、将来大切なものを失うであろう。


◎私（デニスさん）は30才くらいまで、酒を飲んで暴れていました。
ある日、警察官と喧嘩して投獄されました。
その牢の中で反省をして、酒や暴力をやめて、祖先から受け継いだ大切なものを若い世代に継承していこう。
そのとき、私は自分の使命を感じました。


◎日本人がアメリカンドリームを追いかけたら、問題が発生します。
日本人は日本の祖先の夢を継承するのが良いでしょう。


また、デニスさんは2008年2月11日～6月11日まで、アメリカ大陸を歩いて横断するミッションをお持ちです。
なぜ歩くのか…との質問に、
歩くと足の裏に母なる大地を感じます。また川や山や草木など大自然をじっくり感じることができます。
歩いているうちに、新たなビジョンが浮かんできます。


デニスさんは我々に自分たちの文化を大事にして、もし海外の人と接したら、日本の文化について教えてあげて欲しい…と仰いました。


４時間にも及ぶ語りと歌に感謝して敬意を表します。