論語って何だ~?
論語は今から約3000年前に春秋戦国時代を生きた、孔子の言葉や弟子とのやり取りを、後世の弟子らが集大成した儒教の古典です。
内容的には「人としての生き方」を説いており、神秘的な内容はなく極めて現実的で、現代にも適合すると思います。
ただし先に言っておきますが、今流行りの癒し系スピリチュアルとは違い、聖人の言葉は凡人の耳には痛いですからね。
まず最初に、
「子曰く、学びて時に之を習う、またよろこばしからずや。朋あり、遠方より来る、また楽しからずや。人知らずしてうらみず、また君子ならずや」
【訳】孔先生がおっしゃったには、学んだら適時に復習をする。その度に嬉しくなる。志を同じくする友達が遠方から訪問してきたら、とても楽しいことだ。世間に評価されなくても気にしない、そういうのを君子と言うんだよ。
この“君子”と言うのは領主とかではなく、心を磨く修道者の意味です。ここでの“友”は切磋琢磨する良き仲間といった感じでしょうか!
決して、酒の付き合いや競馬仲間、遊び友達ではないのです。