坊主の家計簿

♪こらえちゃいけないんだ You
 思いを伝えてよ 何も始まらないからね

迦陵頻迦

2006年05月31日 | 坊主の家計簿
 5月31日

 楽々ヘルシー  温泉           750円
         マッサージ機×3     600円
         ビタミンクエン酸飲料   120円
 外食      鯖煮大飯豚汁ポパイ    631円
         ラーメンライスキムチ   710円
 酒       発泡酒          175円

 合計        2986円
 5月累計    164073円

 31日は定休日(?)。ゆっくり寝てから郵便局&銀行に行ったのだが、こら!関西電力のボケ!なんで引き落としが1日やねん。面倒な事しやがって。。。って、まあ、別にエエのだが。よって、月末の〆は明日やな。電気代が入ってなかったら話にならん。って、確か31日に書いた事もあったと思うのだが。。。まあ、ええわ。別に税務署に神国、税務署は神国か!!!うちらは灯明料払ってるのか!
 って、ちゃうわな。深刻やな。深刻や、いや、ホンマ深刻な話でっせ。昨日観てた『赤目四十八瀧心中未遂』の主人公の兄ちゃんは多分実家が金持ちだろう。大学中退云うてたし。しかも結構エエ大学らしい。そんなもん実家が金持ちに決まってる。で、釜ヶ崎から尼崎に流れて貧乏ゴッコしとるんや。そんなヤツはさっさと首でもくくって死んだらええんや。道楽者が。しかも小説書いてるのかなんか知らんが、東京から友達が編集部の偉いさんになって「小説書いて呉れ」って頼みに来てたやんけ。エエ能力してるらしいやんけ。やったらホルモンを一本5円で串さしせんと、東京で小説書いたらすむ話やんけ。寺島しのぶが3000万で売られたんやったら、小説でヒット作書いて5000万ぐらいで買い戻したらエエ話やないか。このボケが。お前、人生舐め切っとるやろ。オッちゃんはそんな道楽しとられへんのや。年金でどうやって生活せえ、っちゅうねん。しかも年金まで仕事がある保障なんぞ全くないねんぞ。しかもお前みたいに実家が金持ちで、実家に帰ったらなんとか生活出来て行けるような道楽者と違うんや。
 で、そんな道楽者の文化がなんではびこるんや。っちゅうか、『文化』っちゅうもん自体が元々そういうもんかも知らんけどやな、道楽者の柳宗悦が『民芸運動』やったっけ?そんなもんやっとったやろ、確か。そういう生活者の文化もあってもエエやろ。っちゅうか、あるのか?
 で、あるんやったら、なんで貧乏人が実家が金持ちのヤツの道楽文化に従わなあかんねん。能力があったり、実家が金持ちの道楽文化も当然認めるが、なんでそんなもんに従わなあかんねん。

 ん?なんか話が。。。
 そや、申告や。べつに税務署に申告する家計簿でもないから別にええか。
 で、他の雑用も済まして、山の中にある温泉へ。久しぶりの温泉なのでゆっくり浸かって、200円のマッサージ機を3回もしてもうた。お陰で、体が楽々でヘルシー、っちゅうやつやね。でも、あの温泉はお湯が濁ってないねん、やっぱり温泉はお湯が濁ってないとあかん。ラーメンスープと温泉は濁ってないとあかん。ついでに人間の心も濁ってないとあかん。澄み切った心なんぞ、イヤな部分を観てないだけではないのか?この道楽者が。
 と、言い垂れつつ、帰りにこの辺りの蛍の名所に寄って来た。今年は寒いせいかまだ少なかった。あれなら以前に京都・山科の疎水脇のアパートに住んでたけど、あの辺りの方が遥かに多かった。でも、蛍の灯を数年振りに観て、夜の川に写る蛍の灯を観ながらせせらぎを聞いてたら気持ち良かった。
 でも、帰って来たら報道ステーションのスポーツニュースの時間になってて、「何?マッサージ機しながら観てた野球中継では阪神勝ってたやんけ!こら久保田なにをしとるんじゃ!!!」とムカムカする。

 多分、隔離された非常に恵まれた空間でなら、ムカムカする事もなく、落ち着いた心で居てられると思う。ニュースも見ない。猥雑な空間にも、その場に居てる人達にも会わないのなら。

 しゃて、6月なり。永代経法要なり。読む御文があと一つ決まらないのだが、決まったら、今日決めたもう一つの御文と一緒に練習、練習。あ、音木(拍子木みたいなやつ)も一年振りなので練習、練習。死ぬまで働け労働者。

 万国のプロレタリアートよ団結せよ!
 ♪起て飢えたる者よ 今ぞ日は近し

 っちゅうか、別に団結せんでもエエと思うねんけど。
 鯖煮を喰ってて感じたのだが、やっぱり私は魚の中では鯖が一番好きであり、マグロのトロよりも、鯖寿司が一番美味いと感じる。だからといって、当然『マグロのトロ』が喰えない状況はおかしいと思う。『貧乏人は麦を食え!』はおかしい。貧乏人は麦しか喰えず、金持ちは両方喰える。選択肢がある。そういう選択肢を無視して『貧乏人は貧乏人らしく』と云うのはおかしい。
 たとえが悪かったが、選択肢が与えられない状況を無視しての「あなたらしく」と云うのは差別肯定にしかならない。だからといって、その新たに得た選択肢が最良のモノとも限らない。ただ単に選択肢の一つだけだ。

 「色んな道があっても、自分が歩ける道は一つだけだ」
 やったっけ?某掲示板で見た言葉。

 昨日観てた『赤目四十八瀧心中未遂』でのラストシーン(?)。寺島しのぶ演じる在日のネーちゃんが、自分が売られて行くのがイヤで、文学野郎の主人公と心中をしようと心が動く。でも、寺島しのぶが死ぬと、売りさばく事が出来なかった寺島しのぶの兄ちゃんも殺される。
 2人死ぬ。主人公を含めて3人死ぬ。
 綺麗なハッピーエンドではない。どろどろした絶望の中での選択。でも、寺島しのぶ演じる在日のネーちゃんは「死ぬ程イヤだった道」を選ぶ。それが「生きる道」だった。

 
 あ、歯磨きして寝な。3時やんけ。

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