坊主の家計簿

♪こらえちゃいけないんだ You
 思いを伝えてよ 何も始まらないからね

王ジャパン

2006年03月23日 | 坊主の家計簿
 3月23日

 雑費   缶コーヒー        120円
      スポンジ2袋       110円
 食類   昔ながら・味噌5袋    188円
      昔ながら・とんこつ5袋  187円
      昔ながら・醤油5袋    188円
      マカディアチョコレート  131円
      アーモンドチョコレート  131円
      クランキチョコレート    94円
      高カカオチョコレート   169円
      カレールー10皿分     92円
      青ネギ           98円
      発泡酒          175円

 合計      1731円
 3月累計   65643円
 
 この間買った『マルちゃん・昔ながらのらーめん』が美味かったので買いに行ったついでに、全種類買う。ついでにチョコレートも諸々買い込む。疲れた時はチョコレートでっせ。

 会議の予習(?)をしながら、ふと疑問。
 「王監督はいつ帰化したのだろうか?」と。巨人に居たわけだし、しかも『ジャパン』の監督だからてっきり帰化していると思っていたのだが、してなかったのね。偏見だったな。申し訳ない。
 本読んでて初めて知ったのだが、王監督は高校生時代に春の高校野球大会での優勝投手だったらしい。しかし、『日本国籍でない』と云う理由でもって国体には出れなかったらしい。その王監督が『日本代表監督』となり、今回WBCで優勝した。

 帰化と云う問題に関心が出て来た。先に私は「王監督は帰化してなかったの?」と書き込んだが、まあ、日本人である私の意識はそんなものである。日本に居て、日本人として産まれて、日本国籍を持つ事が当たり前だから。

 王監督は1940年生まれなので、産まれた時は『帝国臣民』の日本国籍があった。しかし、1952年に日本国籍を喪失した。

 【名前までも改めさして、日本化をさせるということに従来の政府が力を入れておった結果、朝鮮人として日本に長く土着した人もあれば、あるいは日本人になり切った人もある。】(1951年10月29日、参議院、平和条約特別委員会議録第五号よりの吉田茂首相のコメント。但し引用は、田中宏『在日外国人』より)

 日本人の一部の人達は安易に『帰化』と言ってしまう。「選挙権が欲しけりゃ帰化すればいいだけじゃん」等と。
 しかし、元は『日本国籍』を有していた人達が、『御国』の都合によって、また『日本国籍』を喪失される。で、「日本人になりたきゃ、一から帰化しろ」と。
 まあ、「なめとんか!」の話だな。

 帰化しない『在日』は、戦時中の日本帝国主義時代の名残りである。

 同様に私(達)日本人にとっては、安易に『帰化』を勧める事は、単に日本の恥部を隠す事にしか繋がらないと感じる。

 私は『真宗門徒』と云う事に誇りを持って居る。そして誇りを持って居るが故に『問われ続ける事』と『批判』を大事にしたい、と考えて居る。
 安易に帰化を勧める事はその恥部を隠す事であり、日本人としての責任、過去の事実から問われて来る事から逃げる道だと感じる。事実は事実である。そういう事実の上に今の私は生きている。その事実を覆い隠す事は、私を産み育てて呉れた先祖に失礼であり、私に対しても失礼である。
 その『失礼』を平気で犯し、何が『自由主義史観』なものだと。自由は、自分を覆い隠す事なのか?見たくない自分を覆い隠す事が自由なのか?自分自身から、自分達の先祖がやって来た事から逃げるのが自由なのか?そんなものは自由でもなんでもない、他人の人生を生きているだけだ。言い訳だけの人生を生きているだけだ。
 自由とは、自分の恥部も引っ括めて「これが私だ!」と生き切って行ける事ではないのか?「あの時の私はおかしかった」で自由になれるのか?「いや、あの時はあいつ等の挑発に乗ってしまって。。。」で自由になれるのか?「何で私だけを責めるねん。あいつ等もやってたから私もやっただけじゃないか!」で自由になれるのか?そんなのは自由でもなんでもない。単なるパシリである。

 ♪今が好きだから 昔忘れたくないの
  (鈴木君代『ドライブスルー』より)