坊主の家計簿

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 思いを伝えてよ 何も始まらないからね

聖道の慈悲

2006年03月10日 | 坊主の家計簿
 3月10日

 雑費   6ミリタバコ    300円
      1ミリタバコ    300円

 合計      600円
 3月累計  32224円

 還骨・初七日法要に出掛ける前にタバコが切れていたので自販機で購入。控え室で一服しようとしたら味が違う。同じセーラムピアニシモでも6ミリの方だった。。。ややこしいパッケージしやがって。っちゅうか、間違えるなよな。二日に一度は買ってるわけやし。
 よって、今度は御通夜に行く前に1ミリの方を購入。6ミリの方はキツいので次の日が休みで飲みに行った時とか、今みたいに仕事が忙しかったのに雑用かましまくってクタビレバージョンの時にだけ吸お。普段の6倍やしなぁ。。。体に悪い(笑)

 今日は御通夜だったので学習会は欠席。同じ所属寺の人が発表担当だったので行きたかったのだが、まあ、仕事優先。
 歎異抄の第四章。確か、あの人は前回の発表も第四章だった気がするのだが。。。余程テーマに成って居るのだろう。

 で、歎異抄の第四章をボランティアで考えるには無理があると思う。『慈悲』と云っても『仏教』の話やし。『救い』が『ボランティア』なはずがない。
 と云ってボランティアを否定しているわけではない。例えば炊き出しを例にとると、釈尊はスジャータから乳粥を貰って居る。あの乳粥のお陰で釈尊は成道する力を得た。で、スジャータを捕まえて「スジャータは聖道の慈悲だ!」と云った人は聞いた事がない。炊き出ししている人達に「聖道の慈悲だ!」と云う人が居るなら、炊き出しをしている人達は乳粥を炊き出しで出せば良い。しかも、私達真宗は『念仏』だけなわけだし。念仏申す生活を送る為にも『乳粥』は必要であろう。
 念仏を勧める為の方法手段として様々な方法があり考えられているが、ボランティアもその中の一つだけの話だ。「ボランティア的な活動をする事が真宗だ!」みたいな事を云うから反発を喰らっているのだと感じ、それは私もおかしいと感じるが、念仏生活を送る為にボランティア的手助けが必要な人に対して、念仏者がボランティア的活動をする事に「それは聖道の慈悲だ!」と云う人は仏伝を読めば良いだけの話だ。
 で、繰り返しに成るが「ボランティア的活動をする事が真宗だ!」とも思わない。真宗は念仏申すだけである。その他の条件を付けてイイ、と云う話は聞いた事がない。