今朝は、朝から駅頭で和解運動員がマニフェストを片手に支持を訴えていた。
聞けば、今日は終日この駅頭で支持を訴えるという。
若さが弾けている。
右肩上がりの政党のエネルギーが発散されていて僕には眩(まぶ)しかった。
その運動員から1冊のマニフェストを受け取った。
いま午後3時半。
駅に戻ってきたのだけれど、やはり運動員が元気いっぱいに支持を訴えている。
朝方受け取ったマニフェストは僕の手元には無い。
さらに1冊を受け取った。
打ち合わせの後、ぼくは本屋さんをブラブラした。
右手には今朝受け取ったマニフェストが一冊。
梶井基次郎が、丸善に行って本の上に檸檬(レモン)を爆弾に見立てて置いてきた
というくだりを思い出した。
ぼくもマネをして檸檬の代わりにマニフェストを置いてみたのだった。
すぐ本屋さんの店員さんが整理したのだと思うが、それは愉快な気分だった。
各党のマニフェストが気になってネットでチェックしてみた。
各政党の勢いが現れている。
まず、しっかりと読めしかも分かり易い構成になっているのは民主党であった。
しかも、一般のためにページが軽くなっている。
これはありがたい。

自民党は党首の顔は、お為ごかし風に載っているだけである。
政権をとるぞ!という気迫が感じられないのである。

このように小さく載っている。
この二大政党に次いで共産党がしっかりと表紙を作っている。

ただ共産党は10年1日のように「いまこそ」という言葉が躍っている。
いつまで経っても政権は握れないのを自ら告白しているようなものである。
次いで新党大地。

いかにも北海道限定のローカル政党。
面目躍如ではないか。
いい雰囲気を出している。
社民党はかつての55年体制の面影はないけれど、党として必至なのが伝わってくるのである。

福島瑞穂党首に「山が動いた」と言わせてやりたいけれど、あれは土井たか子の時代であって、今や時代が変わってしまっている。
残念である。
公明党は、すっかり自民党の補完勢力化してしまった。
かつて福祉を謳って憲法守護の姿勢を明快にしていた時期は、一体どこに行ってしまったのだろうか。
論評する事すら無意味といわざるを得ない。

自公政権がどのように評価されるのか、自らの議席で贖(あがな)うのだと思う。
太田代表の歌舞伎まがいの大見えには辟易である。
国民新党である。
郵政民営化廃止が1丁目1番地だと、訴えている。
気迫は伝わってくるけれど、政権をどうするのかが不明瞭である。
民主党との連携は、ご都合主義的な印象が否めない。

国民新党の幹事長の亀井氏は、やはり出雲の殿様。
なかなか品がよろしいのである。
新党日本。
作家であり前の長野県知事・田中康夫の党である。

結局、マニフェストの表紙をしっかり見られたのは「民主党」「共産党」「新党日本」の三つの政党だけであった。
どこの政党が良いのか・・・ぼくは判断できない。
その判断は優れて、有権者一人一人に課せられた未来への切符である。
30日投票である。
開票も楽しみだが、ぼくは投票率にも注目している。
国民は、かつてなく自らの未来に賭けて投票を行った。
政権選択のメルクマールは、2009年8月30日。
燃えるような暑い夏であった!
と、後世の歴史家に言わしめるような熱い夏であってほしいものである。
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荒野人
聞けば、今日は終日この駅頭で支持を訴えるという。
若さが弾けている。
右肩上がりの政党のエネルギーが発散されていて僕には眩(まぶ)しかった。
その運動員から1冊のマニフェストを受け取った。
いま午後3時半。
駅に戻ってきたのだけれど、やはり運動員が元気いっぱいに支持を訴えている。
朝方受け取ったマニフェストは僕の手元には無い。
さらに1冊を受け取った。
打ち合わせの後、ぼくは本屋さんをブラブラした。
右手には今朝受け取ったマニフェストが一冊。
梶井基次郎が、丸善に行って本の上に檸檬(レモン)を爆弾に見立てて置いてきた
というくだりを思い出した。
ぼくもマネをして檸檬の代わりにマニフェストを置いてみたのだった。
すぐ本屋さんの店員さんが整理したのだと思うが、それは愉快な気分だった。
各党のマニフェストが気になってネットでチェックしてみた。
各政党の勢いが現れている。
まず、しっかりと読めしかも分かり易い構成になっているのは民主党であった。
しかも、一般のためにページが軽くなっている。
これはありがたい。

自民党は党首の顔は、お為ごかし風に載っているだけである。
政権をとるぞ!という気迫が感じられないのである。

このように小さく載っている。
この二大政党に次いで共産党がしっかりと表紙を作っている。

ただ共産党は10年1日のように「いまこそ」という言葉が躍っている。
いつまで経っても政権は握れないのを自ら告白しているようなものである。
次いで新党大地。

いかにも北海道限定のローカル政党。
面目躍如ではないか。
いい雰囲気を出している。
社民党はかつての55年体制の面影はないけれど、党として必至なのが伝わってくるのである。

福島瑞穂党首に「山が動いた」と言わせてやりたいけれど、あれは土井たか子の時代であって、今や時代が変わってしまっている。
残念である。
公明党は、すっかり自民党の補完勢力化してしまった。
かつて福祉を謳って憲法守護の姿勢を明快にしていた時期は、一体どこに行ってしまったのだろうか。
論評する事すら無意味といわざるを得ない。

自公政権がどのように評価されるのか、自らの議席で贖(あがな)うのだと思う。
太田代表の歌舞伎まがいの大見えには辟易である。
国民新党である。
郵政民営化廃止が1丁目1番地だと、訴えている。
気迫は伝わってくるけれど、政権をどうするのかが不明瞭である。
民主党との連携は、ご都合主義的な印象が否めない。

国民新党の幹事長の亀井氏は、やはり出雲の殿様。
なかなか品がよろしいのである。
新党日本。
作家であり前の長野県知事・田中康夫の党である。

結局、マニフェストの表紙をしっかり見られたのは「民主党」「共産党」「新党日本」の三つの政党だけであった。
どこの政党が良いのか・・・ぼくは判断できない。
その判断は優れて、有権者一人一人に課せられた未来への切符である。
30日投票である。
開票も楽しみだが、ぼくは投票率にも注目している。
国民は、かつてなく自らの未来に賭けて投票を行った。
政権選択のメルクマールは、2009年8月30日。
燃えるような暑い夏であった!
と、後世の歴史家に言わしめるような熱い夏であってほしいものである。

荒野人