わくらば・・・夏の季語である。
情緒に溢れた言葉である。
梅雨の晴間に、林の中を彷徨った。
漂泊と云うより、彷徨ったのである。
風は爽やかに吹き渡って、肌はさらっとして気持ちの良い一日であった。
ただ意味も無く、散策することは大好きである。
彷徨う、その意味である。
左隅に写っているベンチで、しばらく木々の緑を眺めていたのであった。
「病葉や漠たる思い捨てきれず」
木に・・・枯れた葉があった。
遠からず落葉する。
これも又、病葉である。
荒 野人
情緒に溢れた言葉である。
梅雨の晴間に、林の中を彷徨った。
漂泊と云うより、彷徨ったのである。
風は爽やかに吹き渡って、肌はさらっとして気持ちの良い一日であった。
ただ意味も無く、散策することは大好きである。
彷徨う、その意味である。
左隅に写っているベンチで、しばらく木々の緑を眺めていたのであった。
「病葉や漠たる思い捨てきれず」
木に・・・枯れた葉があった。
遠からず落葉する。
これも又、病葉である。
荒 野人