東京は昼を挟んで雨が降りました。
とても涼しい日です。
今日のテーマは、なぜ香港の夜景は100万ドルを割り込んだのか?
です。
理由の1は、昨日書きました。
経済的理由です。
香港では電気代は安いのですが・・・。
光源を担っていた企業がその「電気代」を負担しきれなくなったという。
それは個人もそうなのだ。
検証してみましょう。
まずこの写真。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/89/259449cf182d1e0523b4972327c682ad.jpg)
次いで、この写真の左側をアップで。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/d3/cbb4372ccb3d92a41a1d49a05f04c348.jpg)
ビル全体で電気が点いていない場所がかなり目立ちます。
これでは、全体を見た時に綺麗ではありませんね!
けれど、ぼくはもう一つ重大な理由があると指摘しています。
それは香港へのアクセスの変更によるものです。
空港が「啓徳空港」から「香港国際空港」に変わったことです。
しかも最悪なのは「啓徳空港」を閉鎖してしまったことが最大の理由だと考える。
確かに「香港国際空港」はアジアのハブ空港になりうる規模を保有したのだが・・・。
この空港からだと、新界地区が近い。
ビクトリア・ハーバーには少し遠くなってしまった。
啓徳空港と言えば、着陸進入中の旅客機が機体を大きく傾けつつ九龍仔公園上空近辺で機体を右旋回させて、ビル群すれすれの高さを飛行して滑走路に着陸したものだった。
この着陸を「香港アプローチ」と呼び有名だった。
この香港名物の着陸は観光客や航空ファンにとっては必見の呼び物だった。
グーグル・アースで行ってみると、こんな感じです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/b5/6679ec932929ba8d8038f5fafcf6833e.jpg)
こんな状況の立地条件だったのだ。
だから、町中は安全に飛行機が着陸するために、光を灯し続けたのだった。
それと光を点滅させなかったのだ。
点滅させると、滑走路を見失ってしまうからなのだ。
ぼくは、今回の旅行で強くそれを感じた。
町中も変わってきている。
ジャッキー・チェンが活躍する香港の街のイメージはやがて変わっていくだろう。
もはや、ブルース・リーの街は無くなってしまった。
九龍城のあの混沌と、怪しげな光彩を放つ地域はもはや香港には無い。
観光客誘致のためには、こうするしかないのだろうけれど・・・やはり面白みと魅力は半減してしまった。
香港国際空港は、海の埋め立て地を利用している。
大きな空港だ。
いくらでも広くなるバック・ボーンを持っている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/90/4bae647c74ad732f766f20d94f465098.jpg)
ぼくはこの状態は残念だ、と思う。
けれど香港市民が満足しているのだとしたら、それを受け入れざるを得ないのだろう。
にほんブログ村
荒野人
とても涼しい日です。
今日のテーマは、なぜ香港の夜景は100万ドルを割り込んだのか?
です。
理由の1は、昨日書きました。
経済的理由です。
香港では電気代は安いのですが・・・。
光源を担っていた企業がその「電気代」を負担しきれなくなったという。
それは個人もそうなのだ。
検証してみましょう。
まずこの写真。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/89/259449cf182d1e0523b4972327c682ad.jpg)
次いで、この写真の左側をアップで。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/d3/cbb4372ccb3d92a41a1d49a05f04c348.jpg)
ビル全体で電気が点いていない場所がかなり目立ちます。
これでは、全体を見た時に綺麗ではありませんね!
けれど、ぼくはもう一つ重大な理由があると指摘しています。
それは香港へのアクセスの変更によるものです。
空港が「啓徳空港」から「香港国際空港」に変わったことです。
しかも最悪なのは「啓徳空港」を閉鎖してしまったことが最大の理由だと考える。
確かに「香港国際空港」はアジアのハブ空港になりうる規模を保有したのだが・・・。
この空港からだと、新界地区が近い。
ビクトリア・ハーバーには少し遠くなってしまった。
啓徳空港と言えば、着陸進入中の旅客機が機体を大きく傾けつつ九龍仔公園上空近辺で機体を右旋回させて、ビル群すれすれの高さを飛行して滑走路に着陸したものだった。
この着陸を「香港アプローチ」と呼び有名だった。
この香港名物の着陸は観光客や航空ファンにとっては必見の呼び物だった。
グーグル・アースで行ってみると、こんな感じです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/b5/6679ec932929ba8d8038f5fafcf6833e.jpg)
こんな状況の立地条件だったのだ。
だから、町中は安全に飛行機が着陸するために、光を灯し続けたのだった。
それと光を点滅させなかったのだ。
点滅させると、滑走路を見失ってしまうからなのだ。
ぼくは、今回の旅行で強くそれを感じた。
町中も変わってきている。
ジャッキー・チェンが活躍する香港の街のイメージはやがて変わっていくだろう。
もはや、ブルース・リーの街は無くなってしまった。
九龍城のあの混沌と、怪しげな光彩を放つ地域はもはや香港には無い。
観光客誘致のためには、こうするしかないのだろうけれど・・・やはり面白みと魅力は半減してしまった。
香港国際空港は、海の埋め立て地を利用している。
大きな空港だ。
いくらでも広くなるバック・ボーンを持っている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/90/4bae647c74ad732f766f20d94f465098.jpg)
ぼくはこの状態は残念だ、と思う。
けれど香港市民が満足しているのだとしたら、それを受け入れざるを得ないのだろう。
![にほんブログ村 シニア日記ブログ 団塊の世代へ](http://senior.blogmura.com/senior_dankai/img/senior_dankai88_31.gif)
荒野人