エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

御巣鷹山に死す!

2009年08月12日 | 日記
JAL123便・・・、御巣鷹山に墜落。
なんという悲惨な出来事だったか。

スキヤキ・・・上を向いて歩こう!の坂本九さんもこの123便に乗り合わせて被災。
お亡くなりになった。

御巣鷹山の慰霊塔。



墜落直前、人は何を思うのか。
走り書きが新聞に掲載された。
涙無くして読むことは出来ないではないか!



この日何が起こったのか?などと負うのは野暮だ!
日本人なら誰もが知っている。

ここから、墜落までの「ボイスレコーダ」を書き起こした内容を記載する。
緊張感と悲壮感がひしひしと伝わってくる。

時間がありましたらお読みください。







操縦室内音声記録
18時24分12秒から18時56分28秒まで
☆ 毎日新聞1987年6月20日朝刊
CAP 機長
COP 副操縦士
F/E 航空機関士
PUR パーサー
STW スチュワーデス(アシスタント・パーサーを含む)
PRA 録音放送
ACC 東京管制区管制所
APC 東京進入管制所
YOK 横田進入管制所
COM 日本航空社用無線

時:分:秒
【18・24・12】録音開始
STW (………)たいとおっしゃる方がいらっしゃるんですが、よろしいでしょうか?
COP 気をつけて
F/E じゃ気をつけてお願いします
COP 手早く
STW はいありがとうございます
F/E 気をつけてください
=重複
【18・24・35】
(「ドーン」というような音)
【18・24・37】
(客室高度警報音鳴る)
【18・24・38】
? ――
CAP なんか爆発したぞ
【18・24・42】
CAP スコーク77=緊急信号を発信しろの意味
COP ギアドア
CAP ギアみて ギア
F/E えっ
CAP ギアみてギア
【18・24・44】
PUR ――酸素マスクをつけてください 酸素マスクをつけてください ベルトは ベルトをしてください――してください
PRA ベルトを締めてください たばこは消してください ただいま緊急降下中
【18・25・21】
CAP アー、トーキョー、ジャパン エア 1 23 リクエスト フロム イミディアト エー トラブル リクエスト リターン バック ツゥ ハネダ ディセンド アンド メインテイン2 20 オーバー
PRA ―――
【18・25・37】
ACC ラジャー、アプルーブド アズ ユー リクエスト
CAP レーダー べクター ツゥ オオシマ プリーズ
ACC ラジャー、ユー ウォント ライト オア レフト ターン?
CAP ゴーイング ツゥ ライト ターン、オーバー
ACC ライト、ライトヘディング0 90 レーダー ベクター ツゥ オオシマ
CAP 0 90
【18・25・59】
CAP なんだよ それ
F/E ハイドロプレッシャーがおっこちていますハイドロが
PRA ただいま急降下中
CAP バンクそんなにとるな マニュアルだから
COP はい
【18・26・04】
(高度警報音鳴る)
【18・26・11】
CAP 戻せ
COP 戻らない
【18・26・15】
CAP プルアップ
PRA ―――
【18・27・17】
ただいま緊急降下中 マスクを…(とPRA繰り返す)
【18・28・15】
PUR お客様にお願いいたします お子様づれのお客様 どうぞ近くの方 恐れ入りますがお子様のマスクの用意をお願いします
【18・28・31】
ACC ジャパン エア 124,フライ ヘディング 090 レーダー ベクター ツゥ オオシマ
CAP バット ナウ アンコントロール
ACC アンコントロール,ラジャー アンダーストゥッド
(機内電話の呼び出し音)
CAP ―――
【18・30・55】
F/E オキシジェンマスクがドロップしているから
【18・31・02】
ACC ジャパンエア 123 アー、キャン ユー ディセンド?
【18・34・18】
F/E えーと どこですか?
CAP ふんばってろよ
(COMが呼びかけ)
【18・34・38】
(社内無線呼び出し音。29秒間鳴り続ける)
【18・34・42】
F/E えーといまどこですか?カンパニーは
【18・36・59】
F/E えーと
CAP おりるぞ
(?) ―――
CAP そんなのどうでもいい
【18・37・11】
CAP あーあああー
【18・46・03】
CAP あたま下げろ
COP えー相模湖まできてます
CAP はい
【18・47・38】
STW ―――赤ちゃんづれの方 背に 頭を 座席の背に頭をささえて―――にしてください 赤ちゃんはしっかり抱いてください ベルトはしてますか?テーブルはもどしてありますか?確認してください
【18・47・39】
CAP おい山だぞ
F/E はいどうぞ
CAP ターンライト
CAP 山だ
COP はい
CAP コントロールとれ みぎ ライトターン
【18・47・52】
COP ライトターンですね?
CAP 山にぶつかるぞ
COP はい
CAP ライトターン
【18・47・58】
(客室高度警報音。29秒間)
【18・47・59】
CAP マックパワー
COP マックパワー
F/E がんばれー
CAP あーふたりでやらなくていい
CAP レフトターンだ
CAP レフトターン
COP はい
CAP パワーあげろ
CAP レフトターン こんどは
CAP レフトターン
【18・49・39】
CAP あーだめだ―――
CAP ストール
CAP マックパワー マックパワー マックパワー
CAP ストール
CAP はいこうどおちた

【18・54・46】
CAP あたま下げろ
? ―――
COP かじいっぱい
F/E はい了解
F/E 熊谷から25マイルウエストだそうです
【18・54・59】
(YOKが呼びかけをくり返す)
【18・55・0l】
CAP フラップおりるね?
COP はいフラップじゅう(10)
【18・55・05】
APC ジャパン エア 123 日本語で申し上げます こちらのほうは アー アプロ―チ いつでもレディになっております なお横田と調整して横田ランディングもアベイラブルになっております
F/E はい了解しました
APC インテンション聞かせてください どうぞー
【18・55・15】
CAP あたま上げろ
CAP あたま上げろ あたま上げろ
(衝撃音)
ウープウ―プ プルアップ
【18・56・26】
(衝撃音)
【18・56・28】
録音終了 

途中勝手に抜きました。



  合  掌


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                         荒野人


セミの生涯

2009年08月12日 | 日記
昨日は、幸せに絶命しているセミを見つけた。
一転、今日は道路で真っ二つになって絶命しているセミに出会った。



自転車にでも踏まれてしまったのだろうか?
見事に二つに分かれて絶命している。

これから、この亡骸は蟻や虫によって分解され食べられるに違いない。
生命の環が、ここにもある。



            セミへ捧げる


        きみが過ごした歳月に
        ぼくは驚いてしまうのだが
        十年を超えて
        土中に潜んでいるのだという
        きみがこの娑婆に出てきて
        まだ7日にしかならないというのに
        もうきみは去っていくのか
        きみが鳴き
        きみが捧げた暑さという
        季節の歌を
        ぼくはいまこそ歌おうと思うのだ

        きみよ
        季節をまたぎ
        未来に生きよ
        きみよ
        ぼくはきみを決して忘却しない

        きみの生涯に捧げよう
        きみの歌に




今日の空は見事であった。
雲と青空のコントラストにぼくはいたく感銘した。



ところで、セミの生涯であるけれど詳細はまだ分かっていない。

セミは、卵→幼虫→成虫という不完全変態をする虫である。

成虫期間は1-2週間ほどと言われていたが、これは成虫の飼育が困難ですぐ死んでしまうことからきた俗説で、野外では1か月ほどとも言われている。

幼虫の時代は、3年から17年に達する。
あぶらセミは6年間土中にいる。


長くそして悲しい生涯である。
彼らは、最後の瞬間に生命を謳歌し歌い続けていると信じたいのである。





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                         荒野人



香港NOW~7

2009年08月12日 | 旅行
香港の変貌に目を瞠(みは)っている。

かつての「ネイザンロード」などは、断然小奇麗になってしまった。
なんだか、小さな小売店が沿道を埋めていたたたずまいが懐かしい。

一方、古いスタイルも残っていて、やはりここは中国だとも思わせる。
例えば、建築現場の足場・・・!
相変わらず竹で足場を組んでいる。



竹はしなるので丈夫なのだそうだ。
いかにも!
と納得する。



ネイザンロードを走る二階建てバス。



残念ながら今回は時間が「没有(メイヨウ)」なので乗れなかった。
メイヨウとは中国語で「無い」の意味。

残念!

道路に張り出している看板を車上から見るのも香港旅行の面白さである。
その看板を上から見るとこんな感じである。



香港はどんな露地でも、そこに人々の生活があればこうした看板がある。
昼間は、こうした路地裏散策が楽しい。
因みに、○○中心と書いてある看板が結構目につくが「中心」とは「センター」の意味だ。

以外に美味しい麺の店やお粥の店があったりする。



ただし、夕方から夜には止めておいたほうが無難である。
ぼくたちは所詮旅行者である!と自覚して歩くことである。





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