エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

林を歩く

2009年08月20日 | 旅行
森林浴をしている。
オゾンがぼくの頭上に降り注いでいる。



大きな深呼吸を一つして、ゆっくりと歩いた。

ギボウシが咲いている。
石のコケが目に優しく、ぼくよりも長く生きてきた証を見せてくれる。






              林を歩く

          林を歩いている
          周囲にあるのは
          ぼくの細胞を活性化させる
          生きている空間であり
          その空間に満ち溢れている濾過された
          酸素だけだ

          林を歩いている
          ただ
          ひたすら歩いている

          遠目に見える
          野の花が豊かな生命力を発信している

          この生命力には誰も膝を折る
          そして祈念する

          そのたおやかで謙虚な心根が
          ヒトを自然と同化させる

          ぼくたちはそうして生きてきた
          これからもそうして生きるのだ
          林を歩く
          歩いている
          歩き続ける
          
          前を向いて
          前を見つめ続けて








林は、まるで母の胎内だ。



ぼくはその母の胎内で揺籃している嬰児(みどりご)になってしまった・・・。







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                         荒野人


縄文の記憶~三分の一湧水

2009年08月20日 | 旅行
八ヶ岳アウトレットに残る縄文の記憶をお示ししたけれど、今日は別の場所で縄文の記憶をお見せしたい。

三分の一湧水に残る石群である。

ここはひょっとしたら「墳墓」かもしれない。



小高くなっているのである。



しかも誰も発掘していないのである。
ぼくは密かにここは、縄文の記憶の拠点ではないかと信じている。


水場であり、林に囲まれている。
加えて山の中腹に位置しており水はけもよろしい!

井戸尻遺跡にも近く、狼煙(のろし)で連絡し合える位置である。


この近くには、平山郁夫シルクロード美術館がある。
平山郁夫と言えば、その出世作は「仏教伝来」である。
近く、この美術館を紹介する予定である。






楽しいイマージュが膨らんで来るではないか。






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