エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

からまつ黄葉

2017年11月16日 | ポエム
八ヶ岳の麓は、落葉松の林。
それに赤松の林が多い、のである。



ここは、「観音平」に上る道だ。
一面、からまつの林である。
いや、深い森と云っても良かろう。



道を少しだけ逸れて、森に入ってゆくときが晴れ晴れするほど落葉松である。
ぼくは、毎年ここを訪れる事にしている。



ただし、今年は温暖化の所為かどうかは不明だけれど黄葉が残っている。



例年だと、殆ど葉が落ちて枝が剥き出しになっているのに・・・。
まだまだ葉が多く残っている。







「からまつの林に入りぬ黄葉降る」







地元の方に聞いてみると、今年は紅葉が綺麗ではないと云う。
この台詞、去年も聞いたような気がする。

寒暖の差が大きく、綺麗に紅葉する季節はもう無くなってきているのだろうか。
だとすれば、それは人の責任である。
なんとも、なんとも寂しいではないか。


        荒 野人



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2 コメント

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Unknown (雨音)
2017-11-16 11:52:11
おひさしぶりです。
今頃の季節の八ヶ岳、たくさん登りました、懐かしいです。
カラ松の落ち葉を踏む山靴の感触を思い出したくて・・・でも、あまりにも記憶が遠のいてしまったのか、いつか、もう一度、八ヶ岳の山並みを見られたらと願ってお写真拝見しています。
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雨音さんへ! (荒 野人)
2017-11-17 09:05:53
チョゴリさんですね!
お元気ですね。
八ヶ岳の麓は、まだ暖かかったですよ。
八ヶ岳の雪も少なくて、厳しさがありません。
寂しいですね。
温暖化でしょうか・・・。
美しい人、の記事が少なくなっていますね。先ほどブログを尋ねてそう感じました。
いつまでも、お元気で書き続けて下さいね。
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