エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

今日の夕景

2009年08月23日 | 日記
今日は久しぶりに友人A氏と岩盤浴に出かけた。
良い汗を掻いた。

今日からキャンペーン期間で、一人5百円・・・ワンコインで岩盤浴が出来る。



快適であった。
近くにお住まいの方は、体験されたらいかがだろうか!
ご自宅の近辺にこうした施設があったら、ご利用をお薦めする。

体温を上げることは、必要だからであり、ご自分の免疫力の向上には不可欠だからである。


ここがホームページである。
フロント・スタッフが好印象である。

http://www.ishinochikara.com/index.html


帰り・・・夕景が綺麗に空と町を染めていた。



久し振りの夕景だ。

岩盤浴の玄関脇で友人と駄弁って、夕涼みをした。
そのほのかな時間が楽しかった。



まるで、秋茜(あきあかね)のような空の染まり方。
美しい。



     夕焼け小焼けの赤とんぼ
     追われてみたのは
     いつの日か









口ずさみながら家路につく。

あの幼かった日々のように。






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                         荒野人

野の花

2009年08月23日 | 日記
高原を歩くと、気分が清々(すがすが)しくなってくる。
それは、野の花が僕に語りかけてくるからである。

野の花の中でも、極めてひっそりと咲いている花がある。



ゲンノショウコの花だ。
ゲンノショウコは江戸時代から民間薬として使われてきた生薬である。

根・茎・葉・花などを干し煎じて下痢止めや胃薬とし、また茶としても飲用する。
飲み過ぎても便秘を引き起こしたりせず、優秀な整腸生薬であることからイシャイラズ(医者いらず)、タチマチグサ(たちまち草)などの異名も持つ。

野の百合は雑草が生い茂る草叢(くさむら)に咲いている。



実にシャープな肢体を見せている。
存在感は鮮やかである。

東京でも咲いているけれど、萩が綺麗である。



萩の花期は7月から10月。
分布は種類にもよるけれど、日本のほぼ全域。
古くから日本人に親しまれ、『万葉集』で最もよく詠まれる花でもある。

「萩の風 何か急(せ)かるゝ 何ならむ」
      水原秋櫻子(みずはらしゅうおうし)


野の花は自然が慈しみ、自然によって咲かせてもらっている。
風、光、空気、それらの総合的な作用によって開花するのである。





草叢は、豊かな自然を育む花の宝庫であり、虫たちの宝庫でもある。
秋の訪れを告げる鳴き声は、この草叢から漏れてくるのである。



耳を澄ませば都会でも虫たちが秋を告げてくれる。
もうコオロギが鳴きはじめている。





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                         荒野人

東京の晩夏

2009年08月23日 | 日記
昨日は暑かった!
今日も暑くなりそうである。

ぼくはメタボである。
ゆえに、暑さは苦手だ。

外出の時は、目を凝らして歩いてみよう!
精神を圧迫するように鳴いて迫ってくるセミの雄姿に出会える。



これは彼の抜け殻か?



宮崎駿「風の谷のナウシカ」のオウムの抜け殻だ。

二つの写真はおよそ10m以内である。
田舎に行くと「カナカナ!かなかな!」とヒグラシが鳴いているはずだ。

高原はもう秋の色である。

東京は晩夏である。

ぼくの家の近くには、季節が感じられる植物が多い。



イチジクが食べられそうである。
でも、柘榴はまだまだのようだ。



硬く殻を閉じているように見える。
季節が進んでいる証のように「マユミ」の実が色づき始めた。



乙女が頬をポッと染めたように、赤みがほんのりと着いている。
可愛い実である。


来週には、秋の風情が強まってくるという予報である。
楽しみである。


食べ物も、美味しくなってくる。
空も高く晴れ渡ってくれる。

野の植物が一斉に勢いずく。
人も、秋が大好きである。



もちろん、ぼくも秋が大好きだ!







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