確かにある意味「ハングオーバー」女性版?!(笑)
「ブライズメイズ 史上最悪のウエディングプラン」70点★★★★
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米・ミルウォーキーに暮らす
30代後半の独身女性アニー(クリステン・ウィグ)。
仕事もダメ、男もダメ、の崖っぷちで
自然と生活も態度もすさみがち。
そんなとき、
親友リリアン(マーヤ・ルドルフ)が結婚することになり
ブライズメイド=花嫁介添人の代表として
式を仕切ることになった。
しかし親友のダンナの家は超・金持ちで、
同じブライズメイドになったのは、
セレブ気取りのいけすかない女や、ディズニー好きのカマトト女、
マッチョでがさつな女……と凸凹状態。
果たしてアニーは無事に式をまとめられるのか……?!
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下ネタ満載、お下劣も炸裂、
セリフで笑わせる超・王道なコメディです。
かなりバッチい描写もありますので、ご注意を(笑)
表向きは“結婚式”にまつわる話ではあるけれど、
裏テーマは「崖っぷち女」。
なので実際は
「ハングオーバー」というよりも
「ヤング≒アダルト」に近いものがあります。
男もダメ、仕事もダメ、
自業自得な主人公アニーの、やさぐれ加減が半端なく、
そこらのロマコメなんかとは、レベルが違う(笑)
男んちでも、Tシャツブラに下はテキトーなパンツ……っていうのがもう(苦笑)
(「ヤング≒アダルト」でもヌーブラがかなりツボだった番長。
女の“素”の象徴なんでしょうかね)
そんな“残念な女”のハンパなさは買うし
けっこう笑えたのですが
「ヤング≒アダルト」のような感情のひだはない。
さらに主人公の動機が
「自分のほうが、親友だもん!」というような
意地の張り合いだったり、
お金持ちへの嫉妬だったりと、
子どもっぽいのが、もう一歩だったな。
そこが未成熟な主人公のダメさであり
“コメディらしさ”でもあるんですけどね。
試写では男性がかなり笑ってました。
男の人ってさ、この手が好きなのね。
★4/28(土)からヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で公開。
「ブライズメイズ 史上最悪のウエディングプラン」公式サイト