ジェシカ・チャステイン推しなのでw
「355」70点★★★★
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はじまりは、南米の麻薬王の息子が開発した
デジタル・デバイスだった。
それはあらゆるセキュリティをくぐり抜け、
世界中のシステムを攻撃可能な危険なもの。
それを使えばテロも第三次世界大戦も可能になってしまう――
CIAは悪組織からデバイスを奪取するため
敏腕エージェント、メイス(ジェシカ・チャステイン)をパリに送り込む。
が、突如現れた女性によって邪魔が入り、
任務は失敗。
しかも相棒が殺されてしまう。
この女性はドイツ版のCIA(BND)でやはりデバイスを追う
マリー(ダイアン・クルーガー)だった。
メイスはMI6所属の友人ハディージャ(ルピタ・ニョンゴ)に協力を依頼し、
世界を守ろうと動き出すが――?!
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豪華キャストが揃った女性スパイチームアクション。
タイトルの「355(スリー・ファイブ・ファイブ)」は
謎につつまれた実在する女性スパイのコードネームだそうです。
で、映画は
予想よりハードでアクションもがっつり。
ド派手に暴れ、容赦なく殺すし
たぶんに「甘くないよ」を意識したんだろうなと思います。
企画のはじまりは
ジェシカ・チャステインの
「ミッション:インポッシブル」や「007」シリーズのような
本格スパイアクションの女性版を作りたい!という熱意だったそう。
監督は「デッド・プール」シリーズのプロデューサーを務め
「X-MEN:ダーク・フェニックス」で監督デビューしたサイモン・キンバーグ。
(これ観たかな・・・すみません憶えてないぞ。汗笑)
イメージとしては
そこまで笑えない「オーシャンズ8」×も少しハードな「チャーリーズ・エンジェル」
そこに既婚、未婚、子なし、子持ち、パートナーあり、孤高のぼっち――と
「女の生き方」や「家庭と仕事」のモチーフを
リアル&共感度高めに入れ込んだ、という風合い。
女子同士が決してつるんだ感なく
でも「プロフェッショナル 仕事の流儀」な部分でつながってるような感覚も
なかなかサッパリしてていい。
特に精神科医(ドクター)なペネロペ・クルスがお姉さん的キャラで、
失敗を嘆く仲間を
「女はすぐに自分が悪い、と言う。でもあなたは悪くない。悪いのは騙した男よ」と
励ましてくれる様子にシスターフッドが香りました。
しかしペネロペ、変わらず異様にキレイだなあ。
ただ
けっこう何度もターゲットを取り逃がしたり、
ちょいちょい脚本には強引さもあるので
余裕あるときに楽しんでほしい、という感じです。
★2/4(金)からTOHOシネマズ 日比谷ほか全国で公開。